アトムに潜む裏切り者… 最後の望みの商談を前に社員の心がバラバラに<アトムの童>
山崎賢人が主演を務める日曜劇場「アトムの童(こ)」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話が、11月6日(日)に放送される。
同作は、ゲーム業界を舞台に大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者である主人公・安積那由他(あづみ・なゆた)が、大資本の企業に立ち向かい、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く完全オリジナル作品。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて世界配信もされる。
山崎演じる那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人(すごう・はやと)役に松下洸平、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(とみなが・うみ)役を岸井ゆきの、那由他と敵対する大手IT企業社長・興津晃彦(おきつ・あきひこ)役をオダギリジョーが演じる。(以下、ネタバレを含みます)
那由他「データが消えた…」絶望的なラストシーン
10月30日に放送された第3話は、隼人(松下)がアトム玩具に入社して約1年が経ち…という場面からスタート。共に作るゲームは「アトムワールド」と名付けられ、完成まであと少しの段階になっていた。その矢先、海(岸井)は、1カ月以内に5000万円の融資金を返済するよう銀行から言い渡される。そこで、那由他らは、新たな融資先探しをすることに。アトムの社員全員で融資元の開拓を試みたが、結果は全滅。
そこで、那由他たちは投資家とゲームクリエイターをつなぐ大規模プレゼン大会に参加する。しかし、裏で興津(オダギリジョー)が投資家たちをけん制しており、出資者は1人も現れずに終わってしまう。援助を受けられず落胆する那由他たちだったが、配信で見ていたインド人の会社社長がゲームに興味を持っていると知り、インド人経営者へのプレゼンを決意するのだった。
ラストシーンでは、元気に出社してきた那由他と隼人がPCを立ち上げると画面がピンク一色に…。これまでのすべてのゲームデータが消えたことに気付いた那由他が「消えた…データが消えた…」とつぶやき、一同が呆然とする…という衝撃的な場面で幕を閉じた。
「アトム玩具」社員の心がバラバラに…第4話あらすじ
第4話は――
完成を目前にしていたアトム玩具のゲームだったが、データが消える事件が発生する。10日後までにゲームを復元できなければ、インド人投資家へのプレゼンに間に合わず、融資は到底受けられない。
時間が迫る中、那由他(山崎賢人)らは急ピッチで復元を試みるが、作業の進め方をめぐって隼人(松下洸平)と意見が割れ口論になってしまう。空気の悪い社内を社長としてまとめきれず、海(岸井ゆきの)は焦燥にかられていた。
そんな中、興津(オダギリジョー)は次なる一手を進めており…。
――という物語が描かれる。