キャリアを重ねるなかで、ほっこりする笑顔も魅力
2011年にドラマ「鈴木先生」(テレビ東京系)でデビューした葉山。2015年の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)で主人公の弟を演じ、幅広い世代に知られるように。
映画「青空エール」(2016年)では、「まれ」で主人公を演じた土屋太鳳と再共演し、吹奏楽部のエースというクールな役どころ。そんなクールさを見せたかと思えば、映画「きょうのキラ君」(2017年)では主人公とヒロインのクラスメイトである陽気な高校生を、2017年のサスペンスドラマ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)ではマッシュルームカットで登場し、いじめられっ子体質だが欲深く、腹黒い高校生にふんした。2022年3月放送のSPドラマ「僕もアイツも新郎です。」(フジテレビ系)ではW主演の一人として、結婚式を挙げることになっても周囲にカミングアウトできていない小学校教師を演じた。
プロフィールを見れば、ドラマは主演、レギュラー、ゲストを含めて、デビュー以降毎年出演を重ねてきており、映画の出演作も多数。そんななかで、幅広いキャラクターを作り出す表情のうまさで、メインどころでも、脇のキャラクターでも目に留まる。まだあどけなさも感じることのある笑顔も魅力の一つだ。
「シコふんじゃった!」第5話でも、戸惑いのほほ笑み、はにかみ、相撲部の仲間たちのところに戻っての笑みに、ほっこりする。今後、試合に勝って喜びの笑顔を見ることができるのか。11月23日(水)配信の第6話からは、自分の意思で相撲を続ける亮太のがんばりに注目したい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/sumo-do-sumo-dont
▼ ディズニープラス特集ページはこちら
KADOKAWA / 角川書店