Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が主演を務める映画「そして僕は途方に暮れる」が、2023年1月13日(金)より全国公開する。この度、完成した作品を初めて見たときの印象や役どころ、撮影中の裏話などを語る藤ヶ谷のインタビュー映像が解禁された。
藤ヶ谷太輔が、ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男を体現
本作は2018年にシアターコクーンで上演された同名タイトルのオリジナル舞台を映画化。平凡な1人のフリーター・菅原裕一が、ほんの些細なことからあらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇だ。脚本・監督を務めるのは、「愛の渦」「娼年」など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出している三浦大輔氏。
主演を務める藤ヶ谷は、ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを見事に体現。藤ヶ谷のほか、前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ら、個性的なキャストも出演する。
さらに映画のエンディングでは、1984年に大ヒットした大澤誉志幸の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を、大澤本人が本作のために新アレンジで歌唱する。
「笑えるほどのクズっぷりでしたが、中盤から“頑張れ”って応援してる自分もいました」
「正直俯瞰で観ることはできなかったんですよ。ですけど、色々な思い出が蘇りましたね。内容やキャラクター的にも笑えるほど滑稽なクズっぷりがしっかりと描かれているんじゃないのかな」と、この度解禁となったインタビュー映像で、藤ヶ谷は作品への想いを語り始める。
続けて「だけど、演じながらも、観ながらも、中盤から後半にかけては、どこか頑張れって応援している自分もいましたね」と、ダメだけどどこか憎みきれない裕一のキャラクターの一面も明かしつつ、「実際、本当に長い時間、長い距離を走りましたし、何度撮影から逃げたいと思ったか…(笑)」と過酷な撮影現場を振り返った。