小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか※毎週土曜昼1:05より再放送)の第45回「八幡宮の階段」が11月27日に放送され、生田斗真演じる源仲章が散った。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(2019年、NHK総合ほか)でちょびヒゲの“痛快男子”三島弥彦を演じ人気を呼んだ生田が、今作でも中盤からの登場ながら強烈なキャラクターで存在感を見せつけた。(以下、第45回までのネタバレがあります)
八幡宮の大階段で受難
三谷幸喜が脚本を務める「鎌倉殿の13人」は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗)と、彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の生きざまを描く物語。45回では、かの有名な鶴岡八幡宮の大階段での一件が描かれた。
建保7(1219)年1月27日夜。右大臣拝賀式を終えた3代“鎌倉殿”源実朝(柿澤勇人)が、鶴岡八幡宮の大階段で2代頼家(金子大地)の子・公暁(寛一郎)に討たれた事件だ。
その一行に太刀持ちとして加わっていたのが、後鳥羽上皇の側近・源仲章だった。仲章は実朝に取り入り、義時から太刀持ちの役目を奪い取った。そしてそれがあだとなり、義時の身代わりで公暁の刃を受けた。
「覚悟!義時!」と叫んで大銀杏の陰から飛び出してきた公暁は、仲章に太刀を浴びせた。斬られたことを悟り「あああ~~!」と甲高い奇声を上げた仲章。「寒い…寒いぞ…寒いんだよぉぉ!」とうなり声を絞り出すと、公暁にとどめをさされ、絶命した。
「私が執権になろうかな」
仲章は実朝の退位後、いわば関白として政権を掌握しようと画策していた。第43回では、ニヤつきながら義時に「朝廷と鎌倉を結ぶ役割に私より適任の者がいれば教えてくれよ」と迫り、「執権殿は伊豆にでも帰られ、ゆっくり余生を過ごされよ。そうなったら、私が執権になろうかな、ハハハハッ!」おちょくった。
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NHKエンタープライズ
発売日: 2022/07/22