顔出し後初の対バンライブ。／学芸大青春のジュネッセンス!!【「ジュネス寮の日常」from 南優輝】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス＆ボーカルグループ、学芸大青春（ガクゲイダイジュネス）。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
今朝の寮は活気に満ちていた。
そう、今日は顔出しをしてから初となる「対バンライブ」があるのだ。
しかも、お相手は以前一度共演したことのあるONE N' ONLYさん。
FM大阪で同じレギュラー番組のDJを隔週で担当しているご縁で、今回ワンエンさんとの2組による公開収録＆ライブイベントが決まったのだ。
会場が大阪にある「なんばHatch」ということで、身支度を整え、寮を出て、新幹線に乗る。
今回の座席は、蓮と将綺の2人ペアと勇仁、僕、陽介の3人トリオに分かれてだった。
勇仁は今日もたくさんのご飯と飲み物を入れたパンパンのコンビニ袋を持ちながら乗車。それに加えて駅弁も食べてるもんだからこいつはすごい。いつか身長が2ｍにでもなるんじゃないか。陽介は僕の隣で爆睡し、蓮と将綺は2人で「APEX」をしている。
いつもどおりのみんなを見ながら、僕は自分達の曲とワンエンさんの曲をシャッフルで聴いて気持ちを高めていた。
というのも、このひと月前ぐらいにメンバーでワンエンさんのライブのチケットを買ってこっそり見に行っていたので、好きな曲がたくさんあり今日のセトリが楽しみなのだ。
中でも「L.O.C.A」と「Video Chat」と「YOUNG BLOOD」がお気に入りで、特に「YOUNG BLOOD」はサビの振り付けも大好きなので、今日は生で見れるかも、とワクワクしている。
そんなこんなであっという間に大阪に着き、そのままライブ会場へ向かう。
いつもは着くとすぐにリハーサルの準備を始めるのだが、控室の前であまりにもビジュが素晴らしいある物を見つけてしまった僕らは全然準備が進まない。
そう、なんと「551」の豚まんの蒸し器があったのだ。
大阪でよくライブをされる方からすると普通なのかもしれないが、アツアツの「551」の豚まんをその場で食べられる蒸し器に、思わずテンションが上がってしまう。
昼ごはんは既に食べていたのに、将綺はあまりの美味しさに2個、ぺろりと平らげていた。
リハーサルちゃんと動けるのだろうか(笑)。
なにはともあれ無事リハを終え、ワンエンさんとも久しぶりの再会を果たしご挨拶も出来たところで…豪華なケータリングが到着した。
いつもお弁当を頂いている僕らにとってこれまたケータリングは初体験で、嬉しさでついついご飯を取り過ぎそうになった。
もちろん陽介はしっかり取りすぎていたが、食べられない分を将綺に食べさせることで無事完食。勇仁にしろ将綺にしろ、僕らは大食いグループなんだろうか。というかここまでご飯の話しかしてないな。
力を付けたところで、いざ本番へ。
司会として、いつもお世話になっているFM大阪のDJ・淡路祐介さんが出てくださったこともあり、公開収録もライブも全力で楽しむことができ、そしてワンエンさんとも、より仲を深める事ができ、最高のライブになった。
ワンエンさんは僕らの大先輩だけど、ステージ上だけでなく楽屋でも親身に接して下さって、とにかくたくさん勉強になる1日だった。またご一緒できるように頑張ろうと改めて5人で気合いを入れ直し、会場をあとにした。
帰りに「関西だし醤油味」のポテチをお土産に買って今日も5人で寮に帰る。楽しかったライブの光景を思い出しながら、気付けば眠りにつく僕だった。
今日は最高の1日だった。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2019年9月2日に始動した、ダンス＆ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/
