小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の最終回「報いの時」が12月18日に放送された。この回でこの世を去ることとなった主人公・北条義時を演じた小栗がコメントを寄せた。
「自分の人生の最期を迎えているような状況でしゃべっちゃっているな」と
――義時の最期を演じてみていかがでしたか？
彼自身はまだあそこで死ぬ気はなくて、「まだまだ生にしがみついていたい」という思いがあるところなんです。
ただ、前半、政子(小池栄子)と二人でしみじみと昔のことを語っている部分では、「自分の人生の最期を迎えているような状況でしゃべっちゃっているな」と感じていました。
そんなつもりは毛頭なかったのですが、そういう感じになってしまったなと、義時を演じながら思っていました。
かわいそうな男だったなと思います
――北条義時を演じきっていかがですか？
今回の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」という物語の中での北条義時という人間は、かわいそうな男だったなと思います。
かわいそうというか、そういう選択をせざるをえなくなってきてしまって、ここまでたどり着いてしまった。だから、最後の最後まで孤独を感じながら生きていかざるをえなかったのかなというふうに感じています。
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