「東京喰種」野田洋次郎が紡ぐ”醜さと背中合わせの美しさ”を持つ主題歌音源解禁!
7月29日(土)に公開される窪田正孝主演映画「東京喰種 トーキョーグール」より、野田洋次郎(RADWIMPS)のソロプロジェクト・illionによる主題歌「BANKA」をフィーチャーした特別予告が公開された。本映像は6月17日(土)より、東京・新宿ピカデリーを皮切りに、全国の劇場でも上映される。
完成した映像では、「本物の喰種、初めて見た?」というリゼ(蒼井優)の印象的なせりふと共に、赫子と呼ばれる触手のような捕食機関が腰から生え、人間から喰種となってしまった主人公・カネキ(窪田)の姿や、クインケと呼ばれる喰種対策用の武器を振りかざす亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)の姿も。
これまでベールに包まれていた“喰種”と、それに対抗する“人間”の姿が映し出されるものとなっている。また、人間の敵であるとされる喰種にも家族や友人がおり、普通の生活があることが垣間見える姿も描かれることで、「人間と喰種、二つの世界に居場所を持てるただ一人の存在」であるカネキの葛藤も描かれている。
さらには、野田のソロプロジェクト・illionによる主題歌「BANKA」の音源も本映像にて解禁。なお、illionによる映画主題歌は本作が初となる。
本作にインスパイアされ、書き下ろされた楽曲の主人公の心情に寄り添う歌詞世界と、はかなくも美しい旋律が、映像の持つどこか悲しい美しさを盛り上げ、作品の完成に期待が高まる。
illionはこれまでヨーロッパやアジアでのリリースや、ロンドン、ハンブルグでライブを行うなど、海外のオーディエンスにも大きな支持を得ており、その高い音楽性に共鳴した、映画側からのラブコールにより、illionによる初の映画主題歌書き下ろしが実現。
天才・野田洋次郎がつむぎだすはかなくも美しい、illionの調べに載せて、切々と歌いつづられていく壮大な詩曲が完成した。
さらに、7月21日(金)に主題歌「BANKA」の全世界配信が決定。110の国と地域で配信がスタートする。
また、7月26日(水)には最新作『P.Y.L』に当主題歌「BANKA」を追加収録したデラックス盤のリリースも決定。パッケージデザインも新たに、期間生産限定盤として販売される。
illionコメント
作品全体から、原作の石田先生やファンの方たちへのリスペクトがあふれていました。
「やり切る、届ける」という覚悟のような思いと共に主題歌提供のお話を頂き、自分もこの映画のスタッフ、キャストの皆さんの熱量に追い付きたいと思いながら曲作りをしていきました。スクリーンの中でもがく全ての登場人物たちの未来に、わずかでも光がありますようにと願いながら。
映画「東京喰種 トーキョーグール」に参加させていただき、光栄に思います。
萩原健太郎監督コメント
どのジャンルにも捉われないillionとしての野田さんの世界観に引かれ、オファーしました。救いようのない現実が突きつけられ、絶望で胸が締め付けられました。
それでも最後に訪れるかすかな光に涙せずにはいられませんでした。映画「東京喰種」が持つ、“醜さと背中合わせの美しさ”をまさに凝縮した楽曲にしてくださった野田さんの才能に驚がくしました。