妻夫木聡、『ひるおび』で恵俊彰の言葉に動揺「ありがとうございますしか言えませんでした」<Get Ready!>
1月8日(日)にスタートする日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54 ※初回は25分拡大、TBS系)の制作発表会見が行われ、主演の妻夫木聡、共演の藤原竜也 松下奈緒 日向亘が登壇した。
同作は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの活躍を1話完結で描く完全オリジナルの医療ヒューマンドラマ。演出は映画、ドラマ、舞台で幅広く才能を発揮する鬼才・堤幸彦が担当する。
主人公は、“エース”と呼ばれる孤高の天才執刀医で、昼間は自身の店であるパティスリー「カーサブランシェ」でパティシエとして働く波佐間永介(妻夫木)。表の顔は繊細なケーキを作るパティシエ、裏の顔は法外な報酬と引き換えに違法なオペをする闇医者チームの執刀医だ。波佐間率いる闇医者チームのメンバーは、波佐間の相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じる。
妻夫木聡、『ひるおび』で恵俊彰の言葉に動揺
妻夫木は「2022年の10月ぐらいから撮影をしているのですが、ようやく作品を届ける日が近付いてきました。まだ僕たちは出来上がったものは見てはいないのですが、堤監督がどう調理しているのか、楽しみでワクワクしています」とあいさつ。
藤原は「このメンバーでずっと3、4カ月やってきましたが、 放送開始2日前にも関わらず、まだ見ていないという(笑)。いつになったら我々は見れるのか、逆にオンタイムで初回の放送を楽しむのも面白いんじゃないのかなと思っております」とコメント。すると、妻夫木は「さっき『ひるおび』に出演させていただいた時に、恵俊彰さんが『(「Get Ready!」第一話)見たよ』とおっしゃって、『え、見たの?』と思って(笑)。さすがに『見てない』とは言えず、『ありがとうございます』しか言えませんでした」と明かし、会場を和ませた。
妻夫木&藤原は20年ぶりの共演「事務所に入って初めてできた先輩が竜也くんだった」
今作で、20年ぶりの共演となる同じ事務所所属の妻夫木と藤原。妻夫木は「事務所に入って初めてできた先輩が竜也くんだったので感慨深いです。事務所に入って、ずっと背中を見てきた人なので安心感がありますし、竜也くんを見て勉強することもまだまだ沢山あるので、毎日新鮮な気持ちで楽しんでやらせてもらっています」としみじみ。この言葉を受けて藤原は「ありがとうございます。こういうところで褒め合っても仕方ないんですけど、一緒です。妻夫木くんの背中を見て学ばせてもらっていることも沢山あります」と返した。
心臓手術の現場を見学したことが支えに
繊細なケーキを作るパティシエと天才的な技術を持つ外科医という2面性のある役を演じる妻夫木は、役を演じる上で練習が必要なことが多かったという。オペシーンについて、「今回は普通の医療シーンとは違って未知なる医療にも臨んでいます。ダイナミックに見せるためにいろんな演出が含まれているので、それを表現することがすごく大変でした」とコメント。また、「役作りの一環で実際の心臓オペを間近で見させていただいたのですが、その体験が僕にとって支えになりました。神秘的な体験で、人の命を預かっているという緊張感に包まれているのですが、1つの作品を仕上げているんだなという印象を受けました」と振り返った。
凄腕オペナース・沙姫を演じる松下は、オペシーンの撮影について「上手く立ち回らないとエースが困りますので、神経を張り巡らせて、エースが手術をしやすいようにすることしか考えていません!」とコメント。妻夫木と松下は、撮影に入る前の2022年の夏頃からオペシーンに向けて練習を始めたという。妻夫木は「最初はオペシーン部分が台本に無いので、何が来てもいいように事前にいろんな知識をつけておこうということで、いっぱい練習しました」と明かした。
また、若き万能ハッカー・白瀬を演じる日向は「事務所の先輩である妻夫木さん、藤原さん。そして初共演の松下さんと1つのチームとして一緒にお芝居をさせていただいております。お三方とお芝居をすることに最初の頃は本当に緊張していましたが、いろんなことを吸収しながら貪欲にチャレンジしています!」と爽やかに語った。