妻夫木聡、『ひるおび』で恵俊彰の言葉に動揺「ありがとうございますしか言えませんでした」<Get Ready!>
藤原竜也、堤監督のむちゃぶりに苦戦「ストレスでしかなくて(笑)」
ドラマ「愛なんていらねえよ、夏」(2002年、TBS系)以来、約20年ぶりに堤監督のドラマに出演する藤原は、堤監督との久しぶりの現場について「僕らが見てきた堤さんの世界観を実際演出につけてもらうと、台本では想像できないシーンでも、僕らが慣れ親しんでいる堤ワールドに入り込めるのかなと。自分の引き出しにはないものを新たに与えてもらってる感じがしていて楽しいです」とコメント。さらに、「来月『巌流島』という舞台もあります。堤監督の作品なので、それも見に行ってください」と、舞台の宣伝もした。
「共演者のリスペクトしているところは?」という質問では、妻夫木は「(藤原演じる)ジョーカーという役は交渉役で一番セリフが多いんです。そのセリフに対して、竜也くんの持っている引き出しの多さには驚かされます」とコメント。また、司会の山本恵里伽TBSアナウンサーから堤監督のむちゃぶりについて聞かれると、妻夫木は「この間、竜也くんが撮影の前日に長ゼリフを足されていました」とニコニコ。
藤原は「英語のセリフとかもあるのですが、撮影前日の夜とか当日の朝にセリフを足されるというのは、 言葉が悪いんですが、あの…ストレスでしかなくて(笑)。その時は『覚えていくもんか!』と決心するのですが、自分が覚えていかなければ現場が回らないと思い、泣く泣くセリフを入れる…ということがあります」とコメント。それでも覚えられないこともあると言い、「そういう時は演出部にお願いして、カメラの後ろにカンペ書いてもらったりもしていました」とお茶目な一面を見せた。
妻夫木は、むちゃぶりシーンでの藤原について、「オッケーが出た後『もう無理だよ! もう俺忘れたからね!』ってスタッフに言っていて(笑)。スタッフから再度お願いされると『もう無理だよー!』と言うのですが、(カンペ)見ながらで大丈夫ですと言われると『それだったら、いいよ』って答えて可愛い顔をしていました」と、うれしそうに藤原の素顔を明かした。
最後に妻夫木は「僕が演じるエースが、毎回『生きる価値はあるのか』と患者に問いただすのですが、僕自身もその言葉を自分に向けながら演じさせてもらっています。 このドラマが皆さんにとって生きる力になれるように、これから最後まで撮影がんばりたいなと思います」と語り、会見は幕を閉じた。