石橋静河、『探偵ロマンス』の“ときめきポイント”を明かす「和洋の文化が入り乱れているのがおもしろい」
街中のシーンは和洋の文化が入り乱れているのがおもしろい
ーー収録に参加されてみて、共演者の皆様の印象、現場の雰囲気はいかがですか?
太郎役の濱田岳さんとは今回が初めましてです。やっぱり第一印象は「プロだな!」と感じました。本当に全体を見てらっしゃってお芝居も的確だし、スタッフさんとも仲が良いから自分のお芝居以外のことも周りと会話しながら進めていらして。大人だなあと思います。随所に優しさを感じる方ですね。
街中のシーンでは洋装の人、洋装に羽織を合わせている人、着物のカップルなど和洋の文化が入り乱れているのがおもしろい! 私のときめきポイントです。洋装を素早く取り入れる人もいれば、そんな格好は絶対にしない! と思っている人もいるような時代の狭間というのが感じられて楽しいですね。え! この服にこれを合わせるの!? とか、家のデザインはモダンだけど瓦屋根なんだな〜とか、ワクワクしながら見ています。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
謎解きのようなストーリーに、めくるめく展開。映像的にもすごく華やかですし、大正時代についての発見もたくさんあると思うのでそこも楽しんでいただきたいです。スペイン風邪が流行してちょっと不穏な空気が流れるという時代背景が、コロナ禍の今とぴったりと重なるのですが、そんな時代に隆子のような、凛とした女性や、不安に負けない人たちがいたということがすごくおもしろいし勇気づけられると思います。落書きされた壁の中に、こそっと疫病封じの妖怪・アマビエが描かれているのもおもしろいところ。きっと美術さんの遊び心でしょうね。みなさんもよかったら探してみてください!