「俺が見たことない笑顔だったんですよ。悔しくて悔しくて…」
撮影時の目黒にまつわるエピソードはさらに登場。
渡邊は「僕は清霞とのシーンが非常に多いんですけども…」と切り出し、「僕は割と仲良くなりたくなっちゃうタイプなんですよ、誰でも。なので、どうにかして(目黒と)仲良くなろうと会話をいろいろやっていたんですけど、ハマっていなかったんですよ」と告白。
「上手くハマれていないなと思って、撮影所から家に帰って『どうしようかな』って考えて、1週間後にまた現場へ行った時、すんごい前田くんと楽しそうに話していて! 俺が見たことない笑顔だったんですよ。悔しくて悔しくて…」と、清霞の部下であり右腕・五道佳斗役の前田と、目黒との関係性を目撃したことによる“嫉妬エピソード”を披露した。
目黒は「役柄的にバチバチだったので、演じやすいように距離感を守っていたんです」と説明。前田から「清霞すぎる!」とツッコまれていた。
渡邊は今田にも相談していたと言い、今田から「現場でも言っていましたよね。『なんか目黒くん、前田くんといるとめっちゃ楽しそう…』って」と明かされ、目黒からは「そんなに妬かないでください」と諭されていた。
しかし、前田は「すごく話してくれたって言っていたと思うんですけど、僕もあんまり正直ハマっている感じがしなくて…」と告白。目黒は焦りながら「違う、待って待って、落ち着けって。誰もハマってないじゃん」とツッコんでいた。
「自分の基盤になるものをくださって、最高の時間だったなと」
最後に、メガホンを取った塚原監督から「皆さんから『ストイックだ』と言われていましたけど、ストイックさはお芝居に対する興味や向上心の現れなので、これから長い間、俳優としての道を歩んでいかれる方なんだなと思いました」と声をかけられ、「ありがとうございます」と監督からの言葉を噛みしめていた目黒。
「本当に自分にはなくちゃならなかった時間だったなと。キャストの皆さんもそうですけど、特に塚原さんがお芝居を分かりやすい言葉でたくさん教えてくれて。すごい愛のある人で、お芝居の土台を作ってくださった方。自分の基盤になるものをくださって、最高の時間だったなと思います」と、改めて感謝を伝えた。
※高石あかりの高、正しくは「はしごだか」