草なぎ剛が主演を務めるドラマ「罠の戦争」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系) の第4話が2月6日に放送された。突然の出馬の打診に戸惑いながらも動き始めた亨(草なぎ)。そんななか、ラストで明かされた衝撃の事実にSNSがざわつき、Twitterの国内トレンド1位となる反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
出馬打診に戸惑いつつも、息子の事件のために動く亨
本作は、草なぎが主演を務めてきた「銭の戦争」(2015年)、「嘘の戦争」(2017年)に続く、“戦争シリーズ”の第3弾。草なぎにとって6年ぶりのドラマ主演となる。
議員秘書の鷲津亨(草なぎ)は、ある日、息子・泰生(白鳥晴都)が重傷を負ったという知らせを受けるが、議員の“先生”からその事件のもみ消し指示を突き付けられる。仕事のために自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わり始めるというストーリーだ。
亨の妻・可南子を井川遥、亨と同じ議員事務所で働く秘書見習い・蛯沢眞人を杉野遥亮、私設秘書・蛍原梨恵を小野花梨、亨が仕える代議士・犬飼孝介を本田博太郎が演じる。
亨の仕掛けにより犬飼のスキャンダルが暴かれ失脚。また、病に倒れたことでも予定されている選挙に出馬することは難しくなった。そんなとき、亨は旧友で議員の鷹野(小澤征悦)から「権力をふりかざす奴と闘いたいなら、お前も力を持て」と犬飼の地盤を継いで出馬するように打診された。第4話では、亨は戸惑いつつも、息子の事件の隠ぺいを頼んだ張本人の可能性がある犬飼の後援会長・鰐淵益男(六平直政)に選挙を口実に近づこうと考えた。
事件に関する新情報をつかんだ亨の決意
犬飼とのつながりが強い鰐淵。地盤を奪われることを危惧した犬飼の息子・俊介(玉城裕規)が亨の悪いうわさを流していることもあって、取り付く島もなかった。
そんななか、敵の懐に入り込むべく、可南子が鰐淵の家へ。そこで、鰐淵の妻が認知症の義母の対応に苦慮していることを知り、親身になって気づかった。
後日、あらためて鰐淵の元を訪れた亨。再び門前払いとなったが、鰐淵の母が失踪してしまい、亨は可南子や蛍原らにも連絡して一緒に探すことに。
優しく誠実な亨の姿を目の当たりにして感謝する鰐淵。亨は息子の事件に関する人物が鰐淵ではなく、“永田町”の人間らしいという情報を得ていたことから、「力が欲しいんです、俺も。大きな権力にあらがえるだけの力を」と出馬への協力を申し出て、鰐淵も了承した。
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