岡崎体育が、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤が主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
岡崎は、名もなきヒーロー、戦国版“走れメロス“鳥居強右衛門を演じる。“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる、普段はやる気も勇気もない奥平家の地侍。武田軍に攻め込まれ、絶体絶命の長篠城を救うため、武田包囲網を突破して、岡崎城の家康のもとに助け求めるミッションを帯びる。走ると自然に歌を口ずさむ癖がある、という役どころだ。出演にあたり岡崎がコメントを寄せた。
「どこか憎めない愛されキャラかなと思います」
――演じる人物の印象はいかがですか?
ぶっきらぼうで無愛想、汚い見た目だけどどこか憎めない愛されキャラかなと思います。大河ドラマは子どもの頃から祖父と一緒に見ていたので、そんなシリーズに出演できてうれしいです。
「大河ドラマでは『元禄繚乱』が好きでした」
――大河ドラマ初出演のお気持ちをお聞かせください。
「ふんどし一丁で磔で死ぬのか!」というのが率直な思いでした。一癖も二癖もある役なので、自分なりの強右衛門をどう表現しようかと悩みました。大河ドラマでは「元禄繚乱」(1999年、NHK)が好きでした。祖父と、吉良上野介と浅野内匠頭の名シーンを家の居間で真似して遊んでいました。
――共演が楽しみなキャストはいますか?
共演シーンはないかもしれませんが、以前別のドラマで阿部寛さんの部下役をやっていたので、阿部さんと稽古場などでお会いすると健やかな日常会話を繰り広げさせていただいております。このドラマでは敵対する軍勢なので辛いですが、一矢報えるように頑張ります。