滝沢秀明は“有岡つかい”!? 「明るいキャラで売ってるけど、本当は根暗」と暴露!
公開中の映画「こどもつかい」の公開記念舞台あいさつが公演2日目の18日に行われ、主演を務めた滝沢秀明をはじめ、有岡大貴、門脇麦、中野遥斗、清水崇監督が登場した。
同作は、無邪気で狂気性を帯びた“こどもの霊”として子供が登場し、滝沢演じる“こどもつかい”とともに悪い大人たちを呪い、次々と恐怖のどん底に突き落としていくホラーエンターテインメント。「呪怨」シリーズをはじめ、数々のヒット作を手掛けた清水監督の完全オリジナルストーリーとなっている。
今回初出演を務め、特殊メークで新境地を開いた滝沢は、「初めての映画主演、ホラー映画で、僕も公開を心待ちにしていました。昨日無事に公開初日を迎え、皆様の反応がすごく楽しみです」と無事に映画が公開され、喜びを明かした。
連続不審死の謎に迫る新聞記者・駿也を演じた有岡は、「いたずらを仕掛けるくらいのつもりで撮影に挑んでいたので、無事に公開を迎えられてとてもうれしく思っています。ホラー映画が苦手で躊躇している方にこそ見ていただきたい映画になっています」と強くアピール。
ふとしたことで子どもから恨みを持たれてしまう保育士・尚美を演じた門脇は「ホラー映画は周りの反応も一緒に楽しめて、映画館ならではの楽しめる最たるものだと思います。多くの方に劇場の方に足を運んでいただきたいと思います」と呼びかけた。
映画にちなみ、自分が“◯◯つかい”なのか尋ねられた滝沢は「有岡つかいですかね」と即答。そして、「中学生の有岡は知っているんですけど、26歳の今までぽっかり空いていたんです。
今回改めて久しぶりに映画のキャンペーンで共演した1、2カ月の間で、彼を操るっていうのをマスターしたなって思ってますね」と堂々と宣言した。
そして、有岡が「『こどもつかい』関連のお仕事が終わった途端に、(僕から)心が離れていっちゃうんじゃないかなって心配ですね」と不安げに明かすと、滝沢は「まぁ、仕事の関係ですからね(笑)」と不敵に笑いかけ、見事な“有岡つかい”っぷりを披露していた。
また、撮影現場で人見知りだという有岡については、清水監督が「先輩後輩なのに、お二人が全然話をしてくれないから『どうなってんだろう?』と思ってたら、麦ちゃんも心配してて。私の恋人役なのに、人見知りみたいで話してくれないって」と暴露。すると、滝沢は、「違うだろ? (有岡は)明るいキャラで売ってるけど、本当は根暗なんでしょ?」とたたみ掛け、有岡は「違います、やめてくださいよ!」と必死に否定していた。
中盤には、“こどもの霊”たちが怖くて可愛い映画をモチーフにした“ホラーケーキ”を運んで登場。そして、中野から滝沢にケーキをひと口食べさせてあげる一幕も。
最後に満員の劇場を見渡しながら滝沢は、「この映画は、普通に見ればジェットコースターに乗ったようなホラー作品となっています。ただ、視点を変えると、社会問題を考えさせられますし、非常に深いテーマが詰まっている作品になっていますので、自分の置かれている立場の違いでも最後の着地点が違うように見えると思います。1回ではなく、2回3回と見ると違う感じ方もできると思いますので、こどもつかいの応援を引き続きよろしくお願い致します」と締めくくった。
ストーリー
新人記者・駿也(有岡)は、郊外で起こった連続不審死事件を追ううちに奇妙な偶然にたどり着く。小さなこどもが失踪した3日後に、その周りの大人が死んでいるのだ。死んだ大人たちはこどもに恨まれていたという。
街の人々の間に広がる“こどもの呪い”のうわさ。これは、事件なのか? 呪いなのか?
そして、駿也の恋人・尚美(門脇)がふとしたことでこどもに恨まれ、“こどもの呪い”が現実に迫りくる。尚美を守るため呪いの核心に近づこうとする駿也だが、2人の前に現れたのは、謎の男“こどもつかい”(滝沢)。男の笛の音とともに、物影から、廊下の奥から、そして背後から、次々に“こどもの霊”が現れ、襲い掛かる…!
“こどもつかい”とは何者なのか? 果たして2人は、この“呪い” と“恨み”から逃れることができるのか…。
6月17日(土)より全国ロードショー
監督=清水崇
出演=滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦、尾上寛之、河井青葉、田辺桃子、中野遥斗、玄理、山中崇、吉澤健、西田尚美ほか
脚本=ブラジリィーアン・山田、清水崇
企画/配給=松竹
(C)2017「こどもつかい」製作委員会
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