21歳の頃、舞の彼氏・柏木(目黒蓮)と初対面(第11週)。柏木に「舞さんのことはこれから僕が支えていきます」と宣言された場面については、「自分の特別な人が幸せになってくれる喜びはすごくあるんですけど、ちょっと遠く離れてしまった寂しさは感じていました。心にぽっかり穴が開いたような感覚にはなりました」と語った。
赤楚衛二が「忘れられない」シーンは
赤楚が「忘れられない場面」と語ったのは、第94回、舞と窓越しに顔を合わせた貴司が「短歌が作れない」と弱音を吐いたシーン。2人は幼なじみの関係から踏み出せないまま、28歳になっていた。
「お芝居をしている時に、気持ちがグッとあふれ出た、心がつながった!みたいな瞬間があったんです。自分のプランじゃないですけど、それを超えてくる反応があったなっていうのを福原さんとも話して。僕も、撮っていて感情がぐるぐる振り回されたシーンになりました」と明かした。
そしてたどり着いた、第96回の告白シーン。福原がVTR出演し「台本に“抱きしめる”しか書いていなかったので、お互いに『どっちから行くんだろうね』とかけっこう話しました」と明かすと、赤楚も「一回、僕が(近づく動きが)ゆっくり過ぎて、ゾンビみたいになって(笑)。段取りを何度もやらせていただいて、本番に向かいました」と裏話を披露した。
「マグマがほとばしりましたね!」
舞と心を通わせたことで、ずっと書けなかった相聞歌(恋を詠んだ短歌)が生まれた。その一首、「目を凝らす、見えない星を見るように一生かけて君を知りたい」が、赤楚自身も一番お気に入りの歌だという。
「これが一番好きですね。“一生かけて君を知りたい”にとてつもなく力強さを感じます。今まで淡いところに隠してきた部分を、この一言ですごくストレートにぶつけたなと。マグマがほとばしりましたね!」とコメント。
歌人の俵万智氏がTwitterで貴司に捧げる短歌を披露したのをはじめ、多くの反響を呼んだ舞と貴司の恋がついに決着した。2月20日(月)からは第21週「新たな出発」を放送する。貴司と結婚した舞の新たな挑戦が描かれる。