井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) の第6話が2月17日に放送された。直木(佐藤健)の事件にまつわる新たな事が明らかになるなか、譲(松山ケンイチ)の涙の告白が視聴者の胸を打つ反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
直木が成仏するためのヒントとは…
同ドラマは、運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上)と、悠依の恋人で不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木(佐藤)、なぜか直木が見えてしまうために2人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲(松山)を中心に描く。
数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人が織り成す、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーだ。
悠依の幸せのため、事件が解決したら成仏することを決意した直木。第6話は、家系として霊が見える譲の姉・叶恵(平岩紙)に会いに行き、自分が成仏していないのは“思い残し”にあるのではと聞いた。
ただの三角関係じゃない、譲の切ない恋
直木は自分の“思い残し”は、事件のことを知りたいというのもあるが、悠依が心配なのだと考えた。また、ちゃんと思いを伝えてこなかったことも、心残りだった。
直木は譲を通じて、「自分が納得いったら消えたい」と悠依に改めて伝えるが、悠依は「私の返事はもう少し保留にさせて」と答えた。
悠依の元を離れた譲は、直木に「うそでも一緒にいるって言ってあげてよ」と自分の思いをぶつけた。それを聞いた直木は「魚住さんさ、悠依のこと好きなんだろ」と指摘した。
気持ちをごまかしていた譲の真意は、「鳥野直木のことだけをただひたすらに愛している彼女のことが、すごい素敵だって思っちゃったんだよ…。あなたのことを好きな彼女が僕は好きなんだ」というものだった。