妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「Get Ready!」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系) の第7話が2月19日に放送された。エース(妻夫木)率いる闇医者チームの若きハッカー・スペードにまつわる物語が展開。スペードを演じる日向亘はじめ、フレッシュな俳優たちがけん引した。(以下、ネタバレがあります)
白瀬の初恋の人が意識不明に
同作は、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームの活躍を1話完結で描く完全オリジナルの医療ヒューマンドラマ。演出は、映画、ドラマ、舞台で幅広く才能を発揮する鬼才・堤幸彦が担当する。
妻夫木演じる主人公・波佐間永介は、“エース”と呼ばれる闇医者チームの天才執刀医で、昼間はパティスリー「カーサブランシェ」でオーナーパティシエとして働くという2つの顔を持つ。そんな波佐間が率いるチームの面々は、波佐間の相棒ともいえる交渉人で表の顔は優秀な国際弁護士の下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也、凄腕オペナース・依田沙姫(通称:クイーン)を松下奈緒、若き万能ハッカー・白瀬剛人(通称:スペード)を日向亘が演じる。
第7話は、「自分で自分の体をダメ」にした患者のことをエースが断ったことに、「自業自得でしょ」と言っていたスペードだったが、初恋の人・望月遙(畑芽育)が校舎から飛び降りて意識不明の重態となっている状況には冷静でいられなかった。
驚がくの真実が明らかになる
スペードは、遙の友人・岡田夏美(池間夏海)から自殺の原因が“いじめ”だったと聞く。いじめていたのは、通っている高校の理事長の娘である同級生・西島里佳(竹内カンナ)。それを書き留めた遙の手紙をもとに、醜聞を出さない代わりに理事長に手術代を負担させようとした。だが、エースは「自分で死を選んだんだろう」とオペを断った。
猛反発したスペードは、遙を救うために証拠を集めようと単独行動を始める。ところが、いじめていたのが、担任教師の林真利奈(前田亜季)だったことが分かる。里佳は父親と林の不貞行為を知っており、夏美に協力していたのだった。