内田有紀が“美の殿堂”に刻まれた伝統と歴史に迫る 要潤とイッセー尾形による再現ドラマも<新美の巨人たちスペシャル>
3月4日(土)放送の「新美の巨人たち」(夜10:00-11:00ほか、テレビ東京系ほか)は、日本の伝統を今も伝える「歌舞伎座」に迫る1時間SP。内田有紀が、開場10周年を迎えた「第五期歌舞伎座」の“美の殿堂”に刻まれた伝統と歴史に迫る。また、再現ドラマには要潤とイッセー尾形が登場。さらに、歌舞伎座内をドローンで撮影した迫力ある映像を公開する。
同番組は、アートを訪ねる旅人=アートトラベラーが作品と出合う旅に出掛け、作品と対峙(たいじ)したときに感じた思いを語る美術番組。
「第五期歌舞伎座」の知られざる葛藤に迫る
老朽化した先代を建て替えてから、今年で10周年を迎えた「第五期歌舞伎座」。平成の歌舞伎座誕生の裏には建築家の知られざる葛藤があった。
空襲で焼失した後の第四期歌舞伎座の灯を消さないために獅子奮迅の活躍をしたのは、松竹創業者・大谷竹次郎。その思いをくんで設計したのは、建築界の巨人・吉田五十八だった。
放送では、第五期の建築家・隈研吾へのインタビューを敢行。隈は、尊敬する吉田の考えを継いだ思いを、建物のディテールとともに語る。
内田有紀が“美の殿堂”へ
そんな“美の殿堂”に詰め込まれた日本の美意識に迫るアートトラベラーは、建築好きとして知られ、同番組でも数々の建築物を巡ってきた内田。10年以上前に一度、歌舞伎座を訪れ感激したという内田が、当時抱いた思いを語る。
また、吉田と大谷が「第四期歌舞伎座」を建てるまでの物語をたどった再現ドラマを放送。吉田役を要、大谷役をイッセーが演じる。
さらに、歌舞伎座内を大々的にドローンで撮影した迫力ある映像も公開。四期から五期へ、一体何が変わり、どんな伝統美が継承されているのか。伝統と歴史が刻まれた美の空間を、余すところなく伝える。