AKB48の活動と両立しながら演技の経験を
――2022年は舞台に5作品も出演されていました。積極的に舞台出演されているのには、やっぱり理由があると思いますが。
私も1年間でこんなに舞台に出られるものなんだなって、振り返った時はちょっと衝撃でした。
今後(AKB48を)卒業してからも演技の道で頑張っていきたいなと思っていて。もちろん、他にもやりたいことはたくさんあって、例えば絵はもともと昔から好きで得意ですが、演技のことに関しては全くの初心者だし、経験もとても浅いので、今から経験を積んでいかないと、いざ勝負したい時にたぶん戦えないだろうなと思ったんです。
AKB48の活動との両立が大変だと思ったこともあるんですけど、でも私はずっとここにいるわけじゃないから、ちゃんと自分の将来、道とか夢とかに向かって歩き出していこうという思いで、去年から頑張っています。
――本格的に演技をやっていこうと思ったきっかけは？
いままで出演した舞台、ドラマもですが、特に大きなきっかけになったのは「マジムリ学園」です。演出家の丸尾(丸一郎)さん、共演者やスタッフの皆さんにかけてもらった言葉で、自分では気が付かなかった魅力を知ることができて、とても楽しかったんです。「もしかしたら私は演技ができるかも」っていう“勘違い”をしながら、今は楽しくやっています。勘違いと自信が大事だと思って(笑)。
演技だけではなく、アーティストとして個展を開くとか、将来的にはいろいろやってみたいなとも思っていま。時間をかけながら焦らずにゆっくり実現していきたいです。
――お話を聞いていると、ファンの人たちが「卒業しちゃうの？」って心配しそうですが。
心配してくれるかな(笑)。でも、まだ全然決めてはいないんですけど、キャリア的にも年齢的にも、そう長くはないだろうなと思ってはいるだろうし。だから、残された時間もすごい…あれ？ なんか卒業する人みたいになっちゃった(笑)。
でも、きっといつか来るであろうその日までは、ファンの人が見たい私と、私がやりたいこと、どちらも両立できたら理想だなと思っています。
努力してきた自信とプライドはある
――では、俳優としての目標を聞かせてください。
今は圧倒的に経験が足りていないので、まずはいろんな役を演じたり、いろんな人と出会ってどんどん吸収していきたいです。努力してきた自信とプライドはあるけれど経験はまだ浅いから、そこは変なプライドを捨てて、言われたことは全部イエスと答えて、どんどん上に行けるように頑張りたいなって。
とにかく今は舞台やミュージカルなど、直接お客さまの前で何かを表現することに魅力を感じています。もちろん、ドラマに出たいなどの夢はありますが、今は直接見てもらえる、この世界で楽しんでやっていきたいですし、その姿をファンの方に見守ってもらいたいなという思いです。
――では、最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
私だけでなく、キャストの皆さんや演出家の石丸さん、スタッフさんが「最高のものを届けたい」というめちゃめちゃ熱い気持ちで、日々この作品に挑んでいます。
私たちのその愛が伝わったらいいなと思うし、みんなが愛する「鋼の錬金術師」の世界を絶対いいものにして届けたいなと思います。ぜひぜひ見にきてその思いに触れてくれたらうれしいです。楽しみにしていてください！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
舞台『鋼の錬金術師』
公式サイトhttps://stage-hagaren.jp/
大阪公演
2023年3月8日(水)～12日(日) 新歌舞伎座
東京公演
2023年3月17日(金)～26日(日) 日本青年館ホール
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https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=hagaren/
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Universal Music
発売日： 2023/04/26
