白石聖 コメント
台本を読んで、“めっちゃ面白い! こんな天海さんが見たかった!”と思いました。撮影も始まり、ほどよい緊張感の中で、とても楽しく過ごしています。セットでは長回しで撮っているので、撮影のテンポがとても早くて。気持ちをつなげやすく、舞台のような生ものの感じがして、ワクワクしています。私が演じる諫間久実は、世間知らずな一面もあるお嬢様ですが、涼子さんに対しては忠犬を意識しながら演じています。表情がコロコロ変わる、喜怒哀楽が分かりやすいような女の子にできたら愛らしいかなと思っているので、ぜひ着目していただけたらと思います。そして衣装が毎回かわいいので、そこも楽しみにしてください!
中川大輔 コメント
僕が演じる有田浩次は、歌舞伎町にたむろする裏社会の若きリーダーです。チャラチャラしていて乱暴な部分もありますが、人をカテゴリー分けせず、本来の姿を見る自由な心を持っています。ニコニコと愛嬌(あいきょう)ある表情から一変、キレさせたら恐い一面もあるので、役の幅の広さを全話通して大切に演じていきたいと思っています。撮影現場では、天海さんや松下さんのさまざまなアイデアでシーンがどんどん面白いものになっていくのを間近で見ていると、早くこのバディをテレビで見たくなります。登場人物がみんな個性的で、スカッとするストーリー、敵も強力な人たちばかり。そんな極上のエンターテインメント作品になっていますので、放送を楽しみにお待ちください!
丸山智己 コメント
このお話をいただいてから、ずっとワクワクしておりました。天海さんとは実に5回目の共演になりますが、天海さんとのお仕事はいつも特別な思いがあります。さらに今回は、初めて天海さんとご一緒させていただいたドラマ「BOSS」(2009年、フジテレビ系)の時の光野監督、スタッフさんも大勢いらっしゃって、感慨もひとしおです。役どころとしては映画「ダーティハリー」(1972年)に憧れる元刑事という、かなりクセ強めな役です。どこから手をつけていいか分からないので、とりあえずダーティハリーのDVDは全部買いました。天海さんの海のように深い懐と、レジェンドぞろいのスタッフさんと、そして松下くんのピュアで誠実なお芝居に助けていただきながら、思いっきり楽しみたいと思います。
仲村トオル コメント
本を読んで、軽さと重さ、明るさと暗さ、楽しさと悲しさのさじ加減、バランスが面白そうだと感じました。久しぶりにご一緒する光野監督、そして天海さんがセンターにいる現場なので、安心感があります。今回の役は、父が創業者の二代目社長で、現状維持では負け、相当成長しないと認めてもらえないという恐怖心にも似たプレッシャーの中で生きてきた人のような気がしています。育った環境は、その人の生き様や会社の経営方針にも大きく影響すると思いますが、そういう血の通った人間臭さも出していきたいです。現実世界で、心地良くないと感じたり、日々、嫌なことが起こっても、“このドラマを見ていたら忘れられた!”と思っていただけるような作品にできるよう頑張ります。