久保田紗友、田村真佑(乃木坂46)が、3月17日に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで行われた舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」の囲み取材に、鈴木仁、戸塚純貴、岩崎う大(かもめんたる)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、脚本・演出を担当する上田誠と共に出席した。
久保田「心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしてる」
本作は「オールナイトニッポン55周年」を記念して、ヨーロッパ企画の上田誠が宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」をベースに舞台化したもの。令和を舞台にしたSFファンタジーコメディーで、ポエトリーラップなどを取り入れ、ポップな音楽劇に仕上がった。劇中の14曲全て、歌詞は原作の「銀河鉄道の夜」から引用し、作曲は上田が手掛けている。
主演を務める久保田は「いよいよ本日初日ということで、心臓が飛び出そうなくらいドキドキしているんですけど、本当に楽しい劇なので最後まで楽しみながら銀河の旅ができたらいいなと思っています」とゲネプロを終えた本番直前の気持ちを伝えた。
田村は「ゲネプロを終えて、すごく面白くてみんなが笑顔になるような舞台だなって改めて思いました。これから観ていただく方にもその気持ちをたくさん味わっていただきたいので、初日から気合を入れて頑張っていきます!」と意気込んだ。
田村「歌もメチャメチャお上手で、私も聴き入ってました」
久保田が演じる“ナオ”は、地方で暮らす美容師アシスタント。そして田村が演じる“レナ”はナオの親友で、同じく美容師アシスタントとして働いている。ナオは不器用で、レナは器用なタイプ。
自身が演じる役との共通点を聞かれると、久保田は「真佑ちゃんは本当に器用だなって思います。グループ活動と稽古の両立って大変だと思うんですけど、うまく時間を使って、絶対に稽古でもミスしないし、そういう器用なところを本当に尊敬しています」とレナ役の田村を絶賛し、「自分のことより真佑ちゃんのことを語っちゃったんですけど(笑)」とニッコリ。
それを聞いた田村は「本当に紗友ちゃんはメチャメチャ真面目で、セリフが異次元に多いんですけど、休憩時間があったりすると上田さんに『ここ、どうしたらいいですか?』ってずっと話をしていました」と久保田の真面目さをアピール。そして「歌もメチャメチャお上手で聴き入ってました。“メチャメチャいい歌だなぁ”って思いながら聴かせてもらっていたので、今日たくさんの方に聴いていただけて嬉しいです!」と久保田の“歌”にも注目してほしいと語った。