瀬戸利樹“真澄”と中田圭祐“律”が交わす切ないキス 4人の旅が終わりを告げる<僕らのミクロな終末>
瀬戸利樹と中田圭祐がW主演を務める「僕らのミクロな終末」(毎週日曜深夜0:55-1:30、ABCテレビ)の最終話が3月19日(日)に放送される。同作は、丸木戸マキによる同名コミックを原作に、地球滅亡寸前というSFなシチュエーションで異色の終末を描く恋愛ヒューマンドラマ。傷を抱えた不器用な登場人物たちの心情が交差する恋愛模様と同時に、絶望の中で奇跡を信じたくなるようなストーリーを展開していく。
これまでの放送では――
巨大隕石落下によって地球が滅亡するまであと10日という衝撃のニュースが飛び込み、生きがいのない日々を送っていたサラリーマンの真澄(瀬戸)は、残された時間を静かに過ごそうと母校の大学図書館を訪れた。そこで偶然、かつて自分を深く傷つけた“昔の男”・律(中田)と再会する。
律は“楽に死ねる薬”を口にする
地球滅亡を前に再会した律に戸惑いながらもついて行った真澄は、自殺願望があり、律に薬を飲まされたという17歳の少年・遊馬(富本惣昭)や、遊馬の推しのアイドルで自殺した嘉神まどかの“実の妹”だというめぐる(井手上漠)と出会い、行動を共にする。
めぐるの実家がある長野・松本に向かう4人は、キャンプ場で夜を明かすことに。まどかと律がかつて交際関係にあったのではと疑うめぐるに、律は、まどかと過ごした時間を思い出しながらすべてを洗いざらい話す。
深夜、律は真澄の寝顔を愛おしそうに眺めながら別れを告げ、キャンプ場の片隅で一人、自らの命を絶つために入手していた“楽に死ねる薬”を見つめてこれまでの人生を振り返る。やがて、手にした錠剤をとうとう口に含んでしまう。