【EJ My Girl Festival 2023】南條愛乃、石原夏織らが出演した一夜限りの新感覚フェス
歌って踊れるポテンシャルの高さを証明した中島由貴
朗読劇の終演後、間髪入れずに登場したのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』や『BanG Dream!』発のガールズバンド・Roseliaで2代目ベースを担当する中島由貴。「Happy Signal」「Day of Bright Sunshine」では、キュートで溌剌としたダンスと瑞々しくピュアな歌声で観客を魅了。MCでは「ソロ活動で声出し公演が初めてです」と語った後、“ゆっきーコール”が起こると、「テンション上がる!」と歓喜。バンドサウンドによるギターロック「シンクロミライ」や「Chapter Ⅰ」では観客の熱量が高まる中でスカートを翻しながらパワフルな歌声を放ち、歌って踊れるポテンシャルの高さを証明。ステージを終えた後は「ソロデビューは2020年なんですが、声優歴は7年で、子役を含めると15年は経ってます」と長いキャリアを振り返る一方、広報大使をしている地元・和歌山の名産をアピールすることも忘れなかった。
堂々たる佇まいと迫力のある歌声で観客を圧倒した田所あずさ
そして、最後に登場したのは、『アイカツ!シリーズ』『アイドルマスター ミリオンライブ!』『ウマ娘 プリティダービー』などで活躍する田所あずさ。場内が真っ赤な照明となった「DEAREST DROP」の歌い出しから堂々たる佇まいと迫力のある歌声で観客を圧倒。さらに、初披露となるアコギのループを基調にしたローファイヒップホップ「ドラム式探査機」からエレクトロR&B「箱庭の幸福」といったメロウなチルアウト・サウンドで、さっきまで熱狂していた場内の雰囲気をしっとりと聴き入るムードに一変。アニメ『転生したらスライムだった件』のエンディングテーマ「リトルソルジャー」ではクラップとジャンプで盛り上げると、ポッドキャスト番組『田所あずさと天津向のどうせワレワレなんて・・・』(ニッポン放送)でタッグを組んでいる向とは、気心の知れた間柄ならでわの等身大で自然体のトークを繰り広げた。
KADOKAWA
発売日: 2023/03/10