俳優の広瀬すず、櫻井翔、江口洋介が3月23日、神奈川・横浜ベイホールにて開催された「『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』公開直前!横浜凱旋イベント」に出席。櫻井について広瀬が、比嘉愛未と共に「出来すぎているくらいすごいいい人だよね」と話したと明かす場面があった。
櫻井が「ゾッとした出来事」を語る
本作は、天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井)が、さまざまな依頼に挑むドラマ「ネメシス」を映画化。江口をはじめとするドラマでお馴染みのメンバーに加え、映画では最強の敵役として佐藤浩市や魔裟斗らが新たに登場する。
この日は、広瀬、櫻井、江口の“チームネメシス”メンバーが、選ばれたファンと共にロケ地を巡る凱旋バスツアーを開催。バスの中から横浜の町を見た櫻井は、「ゾッとした出来事」を語りだした。
櫻井は「以前、『嵐にしやがれ』でご紹介したホテルのシーフードドリアを食べたくて、行ったんですよ」と明かし、「僕、ご存知の通り撮影の時の私服って上下スウェットみたいな部屋着みたいな格好でいるから、すごい(行くか)迷った」と告白。
続けて「『どんな雰囲気かな』と思ってのぞきに行ったんですよ。そしたら番組で紹介したのもあって、ホテルの方が『はっ』って。王子様がいるみたいな部屋で、俺、上下スウェットでサンダルみたいな格好で。『ホテルの雰囲気を損ねる』と思って、『すみませんごめんなさい』なんて言いながら食べました」と思い出を明かした。
江口は櫻井について「愚痴を言うとかそういうのが一切ない」と絶賛
「キャスト陣の良いところ」という話題では、江口が櫻井を多忙だろうと想像した上で「『(前日の仕事を)夜までやっていたんだろうな』という感じなんだけど、朝から新聞をバーッと読んで。経済新聞からスポーツ新聞まで、お父さんのように読んで。常に、不満もなにもなく。愚痴を言うとかそういうのが一切ない。それは本当にびっくりする」と絶賛。
広瀬も櫻井の良いところは「いっぱいある」とし、「まず頭の回転の早いところ。あとはすごい良い意味ですっごい普通なんですよ。感性っていうのかな。自分にないものもあるし刺激になるものもあるんですけど、これだけ私がずっと子どもの頃から見ていたのに、なにも変わらない感じが人間力だなって」と語る。
さらに「ドラマ、比嘉愛未さんと(櫻井で)やられていたじゃないですか。私、比嘉さん仲良くて、二人で『出来すぎているくらいすごいいい人だよね』って会話をしていました」と打ち明けると、櫻井は「ありがたい、うれしいですね」と喜んでいた。
「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」は、3月31日(金)より劇場公開。
◆取材・文=山田健史
2023年3月31日(金)劇場公開
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
(C)2023 映画「ネメシス」製作委員会