中井貴一「京都を舞台に雲霧一党、ひと暴れさせていただきます」主演を務める時代劇「雲霧仁左衛門」シリーズの第6弾が放送決定
中井貴一が主演を務めるBS時代劇「雲霧仁左衛門6」(毎週金曜夜7:30-8:13、NHK BSプレミアム、全8回)の制作開始が発表された。同作は「鬼平犯科帳」で知られる池波正太郎の時代小説を原案に、中井演じる雲霧仁左衛門率いる盗賊の雲霧一党と、一党を捕えようとする國村隼演じる火付盗賊改方長官・安部式部との戦いを描くシリーズの第6弾。
雲霧仁左衛門役・中井貴一コメント
大変長らくお待たせいたしました、雲霧仁左衛門が帰ってまいります。このたびは京都を舞台に雲霧一党、ひと暴れさせていただきます。
安部式部役・國村隼コメント
シーズン1が始まった時、まさかこの作品がシーズン6を迎える事が出来るとは思いもしませんでした。この作品を愛して下さった皆様に感謝します。シーズン6は、今までとは少し違ったテイストに仕上がるのではないかと想像しています。ご覧いただき、皆さんに新鮮な印象を持って受け取っていただければうれしいなと思います。
物語
大盗賊・雲霧仁左衛門と一党たちが狙いを定めたのは、公儀が将軍上洛のために京へ投入する莫大な「御用金」。時を同じく、安部式部(國村)もまた老中より将軍上洛の警護の下見を兼ねて京へ行くことを命じられていた。
一方、京では、京都所司代・蒼井主膳正(八嶋智人)が、御用金に群がる公家たちと幕府の調整に難儀していた。そんな蒼井(八嶋)が目を掛けるのは京の有力な大店の今津屋。その女将おつる(原田美枝子)は亡くなった先代との約束を果たすために商売に励んでいた。
しかし、おつる(原田)はある出来事を契機として、己の立場を利用して不正に手を染める蒼井に弱みを握られてしまい、道を踏み外してしまう。仁左衛門は、特別なまなざしで今津屋・おつるを見ている。