4月スタートのドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(カンテレ・フジテレビ系)で天海祐希&松下洸平が初タッグ組む。本作は大胆不敵な女探偵が変わり者の天才バディと難事件に挑む痛快テンターテインメントだ。
それぞれが演じるキャラクターと自分の似ている部分は?
天海「松下さんは誠実がにじみ出るようなお人柄で、とても巧みな役者さん。ちょっとポンポンポンってやってみるとガッツリついてきてくださる。頼もしいです」
松下「僕はもう数え切れないほど作品を拝見してきた天海さんとバディを組ませていただくことを、非常に光栄に思っています。天海さんがあまりにもカッコいいので、助手としてそばにいさせてもらって身が引き締まる思いです。天海さんの涼子という役がすごく真っすぐで、天海さんご自身とリンクしている部分もあるのかなと思っています」
天海「似てるって、私はこんなキレものではないですよー。ただ脚本では少しコミカルに描かれてますけど、実は遠くない過去に割と大きな痛い目に遭って、弁護士の資格を剝奪されてしまった人で。そういう根底にある、人を心底信用できなくなった部分がこの人の核だと思うので、それがどう変化していくのか表現できたらなと。あまりおふざけに走るのではなく、クスッと笑えるギリギリのラインを攻めて楽しくやっています」
松下「僕が演じる貴山は少し癖のある性格で、非常に頭もいいですし理論的に全ての物事を進めるタイプ。一方で貴山自身も抱えてるものはあって。役を作る上ではそこをベースに、人の一番真ん中にある部分から作っていこうと思ってます。普通に芝居をしていても時折別の顔をする瞬間を見つけて演じていけたら。自分と似てるところは…ほぼない。謎です」