吉谷彩子と石井杏奈がダブル主演を務めるParaviオリジナルドラマ「悪魔はそこに居る」の最終回である第9話が配信された。第9話では、伊崎(上杉柊平)からの言葉に、詩(吉谷)が過去と向き合い、母・夕子(高橋かおり)と再会する姿が描かれるとともに、ラストまで息のつけないストーリーが展開された。(以下、ネタバレを含みます)
ドラマ「悪魔はそこに居る」あらすじ
本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気を博し、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」でコミカライズもされた、累計100万DLを突破した話題作をドラマ化。
主人公の今西詩(吉谷)と九条美園(石井)は、いとこ同士で子どもの頃から一緒に育った、家族でもあり親友のような存在。美園は外見だけでなく中身も「かわいい」という言葉がぴったりで、ちょっとわがままだが甘え上手。一方、詩は居酒屋でアルバイトをしながら、フリーライターを目指す努力家だが、意地っ張りで素直に感情を表すことが苦手。性格は対照的だが、詩は「美園みたいになれたらどんなに楽しいだろう…」と何度も心の中で願っていた。
そんなある日、詩は美園の裏の顔を知る。美園は巧妙な嘘をついて周囲の心を操り、詩の家族、友人、恋人までをも奪っていた。絶望した詩は美園への復讐を誓うが、美園には幼少期から詩を恨む理由があった…。
詩が伊崎の実家を訪れる
第8話では、男に突き飛ばされた美園を助けようと階段から落ちた詩は頭を打ったことで脳に異常をきたし、虚ろな状態へ陥ってしまった。
そんな中、伊崎のもとへ伊崎の母・綾子(春木みさよ)から父が危篤状態にあるとの連絡が入る。詩を連れ病院へ急ぐ伊崎だったが、到着してまもなく父は息を引き取る。その夜、実家で父の遺影を選びながら涙を流す伊崎を目にし、失っていたはずの感情が動かされ涙を流して伊崎を抱きしめる詩。
その後、綾子と2人きりになり、「私は母から一度も愛情を感じたことがないから」と愛を受けて育った伊崎が羨ましいと語った詩。綾子は「そうかな…。ただ愛情表現が下手くそなだけなのかもよ」「全くないんじゃなくてただ見えにくいだけなのかも」と優しく語り掛けるのだった。
葬式が終わり、実家の店を継ぐつもりだと詩に伝える伊崎。「詩にも一緒に来てほしい。結婚しよう」とプロポーズし、2人は結婚することに。詩を幸せにすると詩の母にも伝えたいと語る伊崎の言葉を受け、詩は母・夕子(高橋かおり)と再会する決意を固める。
1話無料配信中 Paraviオリジナルドラマ「悪魔はそこに居る」
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