天海祐希と松下洸平がタッグを組む4月17日(月)スタートのドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(毎週月曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)の制作発表が4月11日に都内で行われ、天海と松下の他、白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオルが登壇。「自分で忘れてしまうくらい、たくさん着替えています」、撮影のスピードが「歴代1位くらい、早い現場」といったエピソードの他、印象的な出来事として、白石と中川が、松下の“ギャップ”を語った。
「とてもエンターテインメントな作品」
同作は、明晰(めいせき)な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント。
まずは、役どころについて、天海は「頭脳明晰でありながらも、結構バタバタと(行動)しています。笑いつつも感動したり、悲しくなったり怒ったり、とてもエンターテインメントな作品になっているんじゃないかなと思います」とコメント。松下は「(演じる)貴山の説明をしていただくたびに、“IQ140”とたくさんの方に言っていただいて、背筋が伸びるというか、自分はIQ140なんだと言い聞かせながら撮影しています。スピード感があって感情が忙しい作品。たくさん笑って、ほっこりする部分もあります」と、照れながらアピールした。
さらに、天海演じる涼子がかつて弁護士顧問を務めていた総合商社の社長・諫間慶介を演じる仲村は、「大きな組織を動かしたり、世の中の風向きを変えるような大きな仕事をするときには、孤独になったり、白石聖ちゃん演じる娘と向き合えないことは仕方がないんだと、ポジティブに諦めてしまっているような人です。僕とはまるで逆の生き方をしている人だなと思います。人生では経験することのないシーンや感情を楽しみたいなと思っています」と話し、その娘・諫間久実を演じる白石は、「お嬢様で、世間知らずの面はあるんですけど、とても心のやさしい子で、人を疑うことを知らない。天真らんまんなので、(演じていると)自分の気持ちも明るくなるような子です」とそれぞれポイントを挙げた。
「涼子さんと貴山さんのバディが愛おしい」
松下演じる貴山の古い友人で、新宿・歌舞伎町にたむろする裏社会の住人・有田浩次を演じる中川は、「貴山さんとの関係がキーになる役柄で、貴山さんと涼子さんのために仕事をするという役どころ」と説明し、完成した第1話を見て、「バディが愛おしい。ドライなんですけど、お互い信頼しているんだろうなということが随所に見られて、このバディを早く皆さんに見ていただきたいです」と笑顔で語った。そして、警視庁の相談センター窓口に勤める元刑事・丹波勝利を演じる丸山は、「ちょっととぼけた人間なんですけど、涼子さんを慕っているという、なんの役作りもいらない役でございます」と、天海へのリスペクトを込めて語り、笑いを誘った。