4月11日(火)に、本郷奏多主演ドラマ「クライムファミリー」(夜0:35-1:05※25日、5月2日は夜0:25-0:55、フジテレビ/全4話)がスタートする。詐欺師役の本郷が囲み取材に応じ、「企画書を読んで、第一印象でやってみたいなと思った」という本作の撮影を終えて印象に残っていることや、共演者とのエピソードなどを語った。
詐欺師の主人公が潜入したのは“犯罪一家”で…
本作は、天涯孤独にして一文無しの詐欺師・松田郷(本郷)が家庭教師を偽り、裕福で品行方正な佐々木家に潜入するが、その一家はそれぞれ郷以上の犯罪に手を染めるとんでもない“犯罪一家”だったというブラックコメディードラマ。早々に正体がバレた郷は、家族一人一人に「協力しなければ正体をバラす」と脅され、それぞれの家族の犯罪の片棒を担ぐ二重生活を余儀なくされる――。
「走るシーンが多くてしんどかったです(笑)」
本郷は「全4話しかないからこそ主人公にフォーカスされているので、ほとんど全シーンに出ているような感じで、毎日朝から晩まで、短期集中で撮っていました」と撮影を振り返り、「泥棒をして逃げていたり、この時間までにどこかに行かなきゃいけないというような、外を走るシーンが多くて。ここ数年、プライベートではほぼ運動していなかったので、しんどかったです(笑)」と印象的なシーンを明かした。
続いて、演じる郷について、「根は悪い人ではなくて、心の奥底に優しい気持ちを持っている人。親の愛情を受けずに育ってきたので、最初は“家族なんて”とばかにしていたけれども、(佐々木家の)家族と一緒にいることで心がシフトしていく人間らしいところが郷のかわいいところです」と魅力を語り、「どこか抜けている部分もあるので、愛せるキャラクターにできたらいいなと意識して、見ている人が主人公を嫌いにならないように演じました。基本、振り回されるキャラクターで、家族とのシーンは振り回されっぱなしになっています(笑)」と演技のポイントを挙げた。