犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第2話が4月13日に放送され、種(前田くうが)の面倒を見ることに疲れてしまった穣(飯島)を豊(犬飼)が慰める様子が描かれて心が温まった。(以下、作品のネタバレを含みます)
「僕らの食卓」とは
同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。
豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
穣はまだ幼い種に振り回されてしまう
穣は仕事先のラーメン店に遅刻してやってくる。店長は優しく「いいよ」と言うが、穣は種がトイレに行きたいと言って遅れたことを説明する。店長は、穣が大学を休学して種の面倒を見ていることを偉いと褒める。若いからもっと遊びたいだろうと言う店長に、「そりゃあそうっすけど、でも、家族なんで」という穣。
保育園からの帰り道、種は穣に、週末に豊と約束したカレーを早く食べたいとはしゃぐ。しかし、種は楽しみにし過ぎたせいか、豊との約束の日に熱を出して寝込んでしまう。豊はそんな種を見て、かわいそうだけどかわいいと言い、「またリベンジしようね」と種に話しかける。その様子に穣は「優しいっすね」とぼそりと言うのだった。