少年忍者・川崎皇輝がドラマ単独初主演、共演はジャニーズJr.大東立樹 テレビ朝日新人シナリオ大賞“史上最年少受賞作品”「拝啓、奇妙なお隣さま」をドラマ化
川崎皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)がドラマ単独初主演を務める、テレビ朝日新人シナリオ大賞スペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」(テレビ朝日系)が2023年夏に放送されることが分かった。2000年7月の創設以来、数多くのシナリオライターを輩出してきた「テレビ朝日新人シナリオ大賞」(主催:テレビ朝日、後援・朝日新聞社、BS朝日、東映、幻冬舎)。昨年9月、史上最年少22歳(※当時)で第22回大賞に選出され、最終選考委員から「10年にひとりの逸材」と評された若杉栞南氏の受賞作「拝啓、奇妙なお隣さま」がドラマ化。
「拝啓、奇妙なお隣さま」とは?
「拝啓、奇妙なお隣さま」は、昏睡(こんすい)状態となって入院した男子高校生・山本陸が、同じ病室に入院中の患者=“お隣さん”二人と意識の中で会話を繰り広げていく、という意欲作。世代も立場も異なる3人の“心の交流”、そして彼らを思う家族のドラマがみずみずしい感性によって繊細に描き上げられ、応募総数1064編の中から大賞に輝いた。
脚本家たちが絶賛した受賞作品
最終選考委員を務めた脚本家の井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏は、「悲劇と喜劇、絶望と希望のバランスが巧み」(井上氏)、「さまざまな思いを整理して書いたところに技術の高さを感じる」(岡田氏)、「大胆でユニークな発想。隅々までアイデアを目配せして書かれた素晴らしい脚本」(両沢氏)と、こぞって絶賛。
井上氏にいたっては「この10年の受賞作の中で最も好きな作品。才能は重いものなので、溺れないように頑張っていただきたい」と作者にエールを送った。
しかし、“昏睡(こんすい)状態の主人公たちが意識下で語り合う”という異色の設定から、岡田氏は「基本的には心の声だけで芝居をしてもらう…という、プロになって俳優さんのことを考えるとなかなか書けないタイプの脚本。でも映像になったものを見てみたい」と話すなど、選考委員たちもドラマ化を熱望しつつ、実現するとなればチャレンジングな試みになるであろうことを語っていた。
松竹
発売日: 2022/11/23