少年忍者・川崎皇輝がドラマ単独初主演、共演はジャニーズJr.大東立樹 テレビ朝日新人シナリオ大賞“史上最年少受賞作品”「拝啓、奇妙なお隣さま」をドラマ化
川崎がドラマ単独初主演を果たす
“映像化困難”と評された本作をドラマとして成立させるためには、確かな力量を持つ気鋭のキャストが不可欠という思いから、制作陣が主人公・山本陸役をオファーしたのは、川崎。2021年、鴻上尚史作・演出の舞台「ロミオとロザライン」で堂々主演を務め上げるなど演技力を高く評価されている彼が、“心の声”という“静”の演技で感情を浮かび上がらせる難役に挑み、ドラマ単独初主演を果たす。
自身が主演であることを「ドラマの話を伺った後、資料を見たときに知りました」という川崎、驚きと喜びで胸を熱くしたのはもちろん、「シナリオは本当にすてきなので、後は自分の芝居次第だと思い、緊張感もありました」と真摯(しんし)に作品に臨んだことを明かした。
また、陸と同室の患者の息子・桑部佑太役で、大東立樹(ジャニーズJr.)が参加。大東は、今年6月に開演する舞台「ダーウィン・ヤング 悪の起源」でミュージカル初主演に挑むなど、こちらも着実に活躍の幅を広げてきた実力派。
ベッドに横たわっての演技がメインの川崎とは対照的に、サッカーに熱中する高校生という“動”の役柄を担う大東は、メークで“日焼け肌”に変身。「自分が出るシーンでないときの撮影でも共演者の方々のお芝居を見学させていただき、たくさんのことを吸収することができました」と、全力で作品に取り組んだ。
ドラマ初共演の二人は互いをリスペクト
川崎と大東は今回がドラマ初共演となるが、「非常に心強かったです。(大東は)役と年齢もぴったりで、絶対にすてきな役になると感じたので、さらに主演としての緊張感が高まりました」と川崎が話せば、大東も「撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらいお芝居に対して真摯(しんし)な姿に、改めて尊敬しました」とリスペクト。二つの若き才能がタッグを組んで、作品にさわやかな感動をもたらす。
主演の川崎が「命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です」と呼び掛けるとおり、病室で起きた奇跡のような出会いを通し、「生きることとは!?」「家族とは!?」を優しくしく問い掛けていく。
なお、「テレビ朝日新人シナリオ大賞」応募時は2時間想定の作品だったが、プロ脚本家としては“脚本直し”の作業も重要なファクターのため、選考委員の3氏とも協議の上、放送にあたって60分サイズの脚本にリライトしている。
松竹
発売日: 2022/11/23