“イジり”で輝くクロちゃんは「いじられてナンボの人」
クロちゃんが出演している番組を見ると、クロちゃんが芸人にいじられてつっこまれるシーンが印象的だ。クズキャラにも関わらず、周りの芸人から好かれ、愛されていることがよくわかる。クロちゃんのブレイクの背景には、お笑い芸人からの愛のある“イジり”が一役買っているのではないだろうか。
ドラマ「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」を視聴したバイきんぐの小峠英二は、クロちゃんに対し「なんでお前の恋愛を5話観なくちゃいけないんだよ」「どういう仕事だよ」と発言する一方で「面白かった」「見応えがあった」と好評価。他にも、クロちゃんが気になる女性100人以上にバスボムを送ったエピソードについて、「爆弾送りつけるテロリストだよ」とコメントし、出演陣の笑いを誘っている。
また、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の中で、松本人志がクロちゃんに対し「アホやなコイツ」や「気持ち悪いな~」とツッコミを入れて笑いが起きる場面も。
このように、クロちゃんの言動に対し芸人がイジりやツッコミを入れることで、更なる笑いが起こっているようだ。クロちゃんの“お笑い”は、視聴者の心の声を代弁しているかのようなツッコミやイジりによって、さらに魅力を発揮している。
冠番組やドラマ化に反響
2020年にはクロちゃん初の広島ローカル冠番組「レンタルクロちゃん」が放送スタート。クロちゃんが地元・広島で好感度アップを目指すべく、クロちゃん一人でのロケ旅を行う。番組では、スタッフとトークを弾ませる姿や地元の人と触れ合う様子など、普段は見られないクロちゃんの面白さや魅力が引き出されている。
そんなクロちゃんの快進撃はまだまだ続く。Paraviでは「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」が配信開始され、視聴者からは「絶妙に気持ち悪い」と反響。
さらに、アイドルグループが90組以上出演するクロちゃんプロデュースの野外フェス「クロフェス2023」を4月に2日間にわたって開催するなど、活躍の幅を広げている。
「自分の好きなことしかやらない」という信念を貫くクロちゃんは、今後のキャラクターも変わらないであろう。そんな“クズキャラ”クロちゃんの今後の活躍に、引き続き注目していきたい。