俳優の鈴木亮平が28日、都内で行われた劇場版「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」の初日舞台挨拶に、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー(SixTONES)、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督と共に出席した。
同作は、2021年7月から放送されたドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)が映画化。オペ室を搭載した大型車両・ERカーで事故や災害の現場に駆け付け、自身の危険を顧みずに患者のために戦う医療チーム「TOKYO MER」の姿が描かれている。劇場版では、横浜のランドマークタワーや赤レンガ倉庫などを舞台に「TOKYO MER」のメンバーや、新たなライバル組織「YOKOHAMA MER」の活躍を描く。
シリーズスタートから2年
初日を迎えた感想を問われると鈴木は「早く見て欲しかったです。ついにこの日が来ました。まあ、自分たち言うのもなんですが、自信作でした」と笑顔。ドラマ版スタートから2年の月日が流れようとしているが、撮影当時を振り返り大変な撮影だったと話す鈴木は「いろんなたくさん戦いがあった中で、こんなたくさんの方にお集まりいただいて、我々全員で役衣装で立ってるってことが2年前のあの日思い出すと本当に信じられなくて、それもこれも愛してくださった皆さんのおかげだと思います。本当にありがとうございます」と熱い思いと感謝を述べた。
命と向き合う仕事に感謝
11名のキャストと監督が勢揃いの舞台挨拶は、終始チームワークの良さが滲み出る笑いの絶えないイベントとなったが、最後に挨拶を務めた鈴木は、「ドラマの時から皆さんに愛していただいて、毎回死者ゼロで終わるストーリーが、日常ではそうそう上手くいかない現実もあり。その“1”という数字の重みは、劇場版においても僕たちは引き続き強く持ちながら、撮影に臨んだつもりです」と思いを吐露し、「フィクション、ヒーローものという形を借りた、医療従事者の方たちへの、そして毎日を一生懸命頑張っている全ての人たちへの賛歌になればいいなと思っています」と締めると会場からは割れんばかりの拍手に包まれていた。
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