犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第4話が4月27日に放送され、“豊”が確執のある兄と偶然出会うようすが描かれた。“穣”に気安く話せないほど心に傷を追った豊の姿に思わず涙がこぼれた。(以下、作品のネタバレを含みます)
「僕らの食卓」とは
同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊は公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、豊と穣兄弟は一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた、やがて家族のような存在となり、豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。
豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。
買い物に来たスーパーで豊は兄と偶然再会する
カレーを作るためにスーパーに買い物に来た豊と穣、種。食材を物色していると、豊が驚いて足を止める。スーパーには豊の兄が居て、兄は豊に「昨日、なんで来なかったの?」と非難する。
豊の兄は「父さんの還暦祝い、母さんからメールあっただろ。そういうとこ、ほんと昔から変わんないな。とりあえず生きてたって伝えとくわ」とスタスタと立ち去ってしまう。豊は兄の言葉に何も言えず、ただ見送るだけだった。