学校一の美少女の恋、昭和の団地風景、消えたママ友…など読み放題コミックエッセイ総チェック「Kindle Unlimitedで読み放題のコミックエッセイ8選」
月々定額で読める「Kindle Unlimited」では、料理に恋愛、子育てなど十人十色の考え方で描かれるコミックエッセイがたくさん配信されている。生活に役立つ内容から、闘病生活まで、ありとあらゆるものがだ。本稿では「Kindle Unlimited」で読めるタイトルの中でも、特にオススメしたい至極のコミックエッセイを10作品紹介する。もし気になるタイトルがあれば、ぜひ読んでもらいたい。
キュンとしてしまう後藤さんの乙女心! 恋をしたくなる一冊
「後藤さんは振り向かせたい!」(みきぽん/KADOKAWA)
オタクで地味な男子高校生、前田くんの後ろの席に座るのは、学校一の美少女の後藤さん。一見すると合わなそうなふたりだが、彼女は何かとちょっかいをかけてくる。それもそのはずで、後藤さんは前田くんのことが好きだったのだ――。後藤さんのいじらしい乙女心にキュンとしてしまうこと間違いなし。自分に自信のない前田くんに、その恋心が伝わるときは果たして来るのだろうか。「後藤さんは振り向かせたい!」(みきぽん/KADOKAWA)は、思わず青春したくなってしまう恋物語である。
夜食を届けるクマが向かった先は、心も体も疲れている人々のもとだった
「疲れた人に夜食を届ける出前店」(中山有香里/KADOKAWA)
残業が終わらない日や、慣れない育児に戸惑う日。人は誰しも出来ない自分に落ち込み、体力的にも厳しいときがあるもの。そんな心と体が弱ったときに、何故か夜食を提供してくれるのは、クマが始めた夜食の出前店だった――。「疲れた人に夜食を届ける出前店」(中山有香里/KADOKAWA)は、いつも頑張っているみなさんが、1週間を乗り越えられるようにという想いが込められた一冊。漫画内に登場する夜食のレシピも付いているので、実際に料理を作ってみてもいいだろう。
歪な家族関係を書いたノンフィクションの著書を漫画化
「消えたママ友」(野原広子/KADOKAWA)
ある日、子どものツバサくんを置いて、仲良しだったママ友の有紀ちゃんが消えた。この事件をキッカケに、これまで仲良しグループだった関係にもわだかまりが出来てしまい、徐々にそれぞれの家庭が抱えた闇に気付くことになる。第25回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した「消えたママ友」(野原広子/KADOKAWA)は、可愛らしいキャラクター達とは対象的に、人間関係の複雑さが緻密に描かれた作品だ。明日は我が身、もしかしたらあなたの身にも降りかかるかもしれない、日常のお話。
この記事で紹介したKindle Unlimitedで読み放題の作品
「後藤さんは振り向かせたい!」(みきぽん/KADOKAWA)は、思わず青春したくなってしまう恋物語である。「疲れた人に夜食を届ける出前店」(中山有香里/KADOKAWA)
「消えたママ友」(野原広子/KADOKAWA)
「スラム団地」(松田奈緒子/メディアファクトリー)
「離婚してもいいですか? 翔子の場合」(野原広子/KADOKAWA)
「こころを病んで精神科病院に入院していました。」(安藤たかゆき/KADOKAWA)
「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」(藤河るり/KADOKAWA)
「黒猫ろんと暮らしたら」(AKR/KADOKAWA)