学校一の美少女の恋、昭和の団地風景、消えたママ友…など読み放題コミックエッセイ総チェック「Kindle Unlimitedで読み放題のコミックエッセイ8選」
210日の闘病生活を漫画化!
「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」(藤河るり/KADOKAWA)
「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」(藤河るり/KADOKAWA)は、著者の藤河氏が経験した闘病と入院生活を描いた作品。アラフォーのひとり暮らしで漫画家の著者は、万全な状態で旅行へと向かうのだが、その道中で腹痛に襲われる。検査の結果、卵巣がんと告知されてしまう。命にかかわる重い内容だが、海外から飛んできた父や、明るく看病してくれる母などがコミカルに描かれているため、どこかほのぼのとした空気を感じさせてくれるのだ。前を向いて病と闘った210日を事細かに描写しているため、いざというときに備えて読んでおきたいものである。
黒猫のろんと著者の日常をゆるく描いたコミックエッセイ
「黒猫ろんと暮らしたら」(AKR/KADOKAWA)
5年前に初めて家に来たときから人懐っこく、常に同衾を求める黒猫のろん。しかも普通の猫よりも体格が2倍大きいので、抱えるのも一苦労。そんな黒猫との日常の様子をゆるくつづったコミックエッセイが、「黒猫ろんと暮らしたら」(AKR/KADOKAWA)だ。猫好きには堪らない、素朴な仕草一つひとつに癒やされること間違いなし。そして、猫特有のあるあるネタには、ふと笑みがこぼれてしまう。ネットを中心に話題となった本作だが、書籍版には「名前の由来」や「保護ねこ希望」「ろん親戚と出会う」など初公開となる描き下ろしエピソードも収録されている。
この記事で紹介したKindle Unlimitedで読み放題の作品
「後藤さんは振り向かせたい!」(みきぽん/KADOKAWA)は、思わず青春したくなってしまう恋物語である。「疲れた人に夜食を届ける出前店」(中山有香里/KADOKAWA)
「消えたママ友」(野原広子/KADOKAWA)
「スラム団地」(松田奈緒子/メディアファクトリー)
「離婚してもいいですか? 翔子の場合」(野原広子/KADOKAWA)
「こころを病んで精神科病院に入院していました。」(安藤たかゆき/KADOKAWA)
「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」(藤河るり/KADOKAWA)
「黒猫ろんと暮らしたら」(AKR/KADOKAWA)