和田雅成、富田鈴花(日向坂46)、佐藤仁美が、5月17日に都内で行われたミュージカル「ヴィンツェンツォ」の記者発表に登壇した。
和田雅紀「まさか自分がヴィンチェンツォを演じられるとは思ってなかった」
「愛の不時着」「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」など、多くの名作を生み出してきたスタジオドラゴンによる大ヒットドラマ「ヴィンチェンツォ」の世界初となるミュージカル化が決定。シリアスとユーモアが入り混じるストーリーと大迫力アクションが融合した復讐劇が日本の舞台でよみがえる。
イタリアマフィアの相談役である弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ役を和田雅成、ヴィンチェンツォと共に大胆不敵な復讐に挑む弁護士ホン・チャヨン役を富田鈴花(日向坂46)、2人と対立するウサン法律事務所の主力弁護士チェ・ミョンヒ役を佐藤仁美が務める。
和田は「まさか自分がヴィンチェンツォを演じられるとは思ってなかったのでめちゃくちゃ光栄です」と嬉しい気持ちを伝え、「期待を裏切りたくないというのが一番にあるので、しっかり準備して臨みたいと思います」と意気込んだ。
富田は「いつもグループで活動していて、ソロでミュージカルに出演するのは初めてなので緊張しています」と心境を伝えつつ、「まだ稽古も始まってなくて駆け出しって感じなんですけど、アクションシーンもたくさん見れるんじゃないかなって、楽しみにしています」と作品への期待も語った。
佐藤も「10話以上あるドラマが、ミュージカルでどんなふうにギュッと詰まっていくのか楽しみです。アクションシーンも多くて、どう表現していくのか、どんな歌になるんだろうかって期待しています」と、ドラマとは違うミュージカルならではの構成や歌、演出への期待を口にした。
富田鈴花「初めての角度だったので新鮮でした(笑)」
イベント内で特報映像も初公開され、和田が「音楽がめちゃくちゃいいですね。気持ちを駆り立ててくれる音楽です」と興奮気味に感想を伝えた。メインビジュアルについては「スタッフさんの思いが強いなって、ビジュアル撮影の時から感じていて、僕はそれに乗せていただきました。事前に絵コンテをいただいて、『ここはこういう気持ち』とか、心情を先に作っていただきました」とコメント。
富田は「私は見下すようなショットをたくさん撮りました。“こんなに下から”っていうくらい真下からだったんですけど、初めての角度だったので新鮮でした(笑)。かっこよく撮っていただけました！」と笑顔で答えた。
ミュージカル「ヴィンチェンツォ」の世界初演は2023年8月11日(金・祝)。兵庫・AiiA 2.5 Theatre Kobeを皮切りに、東京・日本青年館ホール、大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
◆取材・文＝田中隆信
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