アニメ「【推しの子】」(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MXほか※ABEMAで地上波同時配信、ディズニープラス・DMM TVほかで見放題配信)の第六話「エゴサーチ」が5月17日に放送・配信された。第六話では、アクア(CV:大塚剛央)が出演している恋愛リアリティショーの共演者・あかね(CV:石見舞菜香)がネットで炎上。声を担当する石見の芝居にも大きな反響が寄せられ、作品タイトルが日本トレンド1位になったほか、「#あかねちゃん」もトレンド入りした。(以下、ネタバレがあります)
明暗分かれる恋愛リアリティショーの出演者たち
同作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2020年から連載されている赤坂アカと横槍メンゴによる人気漫画が原作。非業の死を遂げた主人公の青年が前世の記憶を持ったまま、“推し”ていたアイドルの子どもに生まれ変わるも、数年後に熱狂的なファンに母親であるアイドルを殺されてしまい、犯人に情報提供したと思われる父親に復讐するために奔走する姿を描く。芸能界の華やかな部分とシビアな部分を描いており、斬新な設定や先の読めない展開で連載開始直後から話題を集めている。
第六話では、恋愛リアリティショーの撮影が進み、だんだん出演者たちのキャラクターが見えてくる。ゆき(CV:大西沙織)やMEMちょ(CV:大久保瑠美)などの“うまく対応する者”、ノブユキ(CV:大野智敬)のように“裏表なく味がある者”、ケンゴ(CV:坂泰斗)やあかねといった“番組映えせず出番が少ない者”といったふうに分かれ、視聴者人気に呼応する形で番組での登場時間に差が出始める。真面目で努力家だが不器用で要領が悪いあかねは、日々努力はしているもののなかなか報われず、ネット上でのコメントでも影が薄くなっていく。
あかね、現状打破をしようとして…炎上
あかねはなんとか現状を打破すべく、番組の軸となりつつあるゆきの恋愛に絡もうとするが、なかなか思うようにいかず気持ちばかりが焦る。そんな中、ふとしたことがきっかけであかねがゆきの顔に傷を負わせてしまうハプニングが発生。あかねの気の焦りを知っていたゆきは、カメラが止まっている時に、ショックを受けているあかねを抱き締めて優しい言葉を掛ける。
現場で当人たちがすぐに仲直りをした一方、放送後のネットは大荒れに。番組内で一番人気であるゆきの顔を傷付けたあかねに批判が殺到する。あかねは事態を収束させようと、謝罪のコメントを投稿。それが逆に火に油を注ぐ形となり、さらに事態を悪化させる。ネットの誹謗中傷に当てられ次第に疲弊していくあかねは、食事も喉を通らないほど精神を病んでいく。
▼Disney+で「【推しの子】」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/oshi-no-ko
▼DMM TVで「【推しの子】」を見る
https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=exeegpzuvbsr474crvddwhfvt
KADOKAWA アニメーション
発売日: 2023/06/28