「本当に天才だなって思うんですよ、悔しいくらいに」
――印象に残っているシーンや好きなシーンを教えてください。
高橋:おばあちゃんとのシーンが好きです。若林さんは、おばあちゃんに対しては素直になれるんですよ。物事を想像と違う角度で捉えているおばあちゃんに癒されたり、気付かされたりするのは、いい関係性だなと思います。
森本:僕はやっぱり「イタリア人」ですかね…、あれはすごかったですよ(笑)。現場が本当に凍えるんですよ。日本人形を舐めたり、タンバリンを叩いたりしている時も皆さんが引いているのが分かって、しびれました(笑)。
――お互いの演技を見て刺激を受けたことや感じたことはありますか?
高橋:(森本は)毎話、目つきが変わってきているなと思います。しずちゃんを見つけて、これから二人で頑張っていこうっていう時の山里さんを演じる慎ちゃんの目が、一話とは全然違って、すごく鳥肌が立ちました。
森本:毎週見るたびに、「やっぱりこいつ半端ねえ…、すげえや…」って思います。本当に天才だなって思うんですよ、悔しいくらいに。そんな悔しい気持ちを抱きながらも、オードリーを演じる二人の芝居をすごく楽しんでいる自分がいるんですよね。視聴者としての感情と、山里さんとしての感情の二つの気持ちを持ちながら演じることができているので、すごくいい影響を受けています。