飯島寛騎“穣”「これで触れるの最後にするから」、犬飼貴丈“豊”に秘めていた思いを伝える<僕らの食卓>
犬飼貴丈と飯島寛騎がW主演を務める「僕らの食卓」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の第8話が5月25日(木)に放送される。同作は、三田織の同名人気コミックを原作に、共に食卓を囲むことで縮まっていく距離感を丁寧に描く食と家族のハートフルドラマ。
孤独なサラリーマンが年の離れた“兄弟”と出会う
育った環境の影響で誰かと一緒に食事をするのが苦手な会社員・豊役を犬飼、見た目は怖いが、いつも弟の面倒を見ている家族思いの兄・穣役を飯島が演じるほか、明るく元気で上田家のムードメーカー的存在であり、穣の弟・種役で本格的なドラマ初挑戦となる前山くうがが出演する。
また、穣と種の父で陶芸家である耕司役の原田龍二や、古畑星夏、市川知宏、てつじ(シャンプーハット)ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
豊は過去の“トラウマ”を涙ながらに打ち明ける
5月18日に放送された第7話では、体調が回復した豊が上田家を訪ね、穣、種と共にクリスマスパーティーを楽しむ様子が描かれた。その後、穣と二人きりになった豊は、意を決したように息を飲んでからゆっくりと自身の過去を話し始める。
早くに両親を亡くし、親戚のうちに養子として迎え入れられるも、豊を受け入れられなかった5つ上の兄に「こいついるとメシまずくなる」「父さんも母さんもみんな全部俺のものだったのに」、そう言われた豊は一人でご飯を食べるようになる。大人になってからも誰かと食卓を囲むことが怖かったものの、穣や種と出会い、誰かと食事をすることの温かさを知ったと涙ながらに明かした。
そんな豊の告白を静かに受け入れた穣は、帰り際「覚えてないかもしれないけど、あの時豊が先に声かけてくれたんだ」と告げ、ゆっくりと豊に近づいていく。そして、そっと頬に手を添えると、何も言わずに口づけをするのだった。