明るくてかわいくて、クラスの人気者の音無美月。病気の母を献身的に介護する彼女は、どこから見ても完璧な「良い子」だった。同じクラスで周りから気味悪がられ浮いている海野は、そんな彼女の決して見てはいけない姿を偶然見てしまい…？
人に言えない秘密を共有する少女たちの、切ないシスターフッド・ストーリー「ラストサマー・バケーション」(著・東洋トタン)から厳選して全6回連載でお届け。今回は第3回となる。
前回、学校でペットボトルに入れた酒を飲んでいたことを美月に知られた出来事を思い出していた海野。そんな中、美月は母親の訪問介護を担当している浦和という男性に声をかけ…？
※ショッキングな描写を含みます。ご了承の上お読みください。
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