甘いキスシーンから、切ない展開へ
そんななか、東郷は神山とのことで遠慮していた綾華を同窓会に行かせた。「信じて待ってるから」と東郷に言われた綾華だったが、飲みすぎてしまい、翌朝目覚めるとホテルのベッドの上。その部屋には神山もいた。
気持ちを落ち着かせるため別荘に行っていた東郷が戻ってくると、綾華は前日の状況を説明し、「言う資格ないのは分かってるけど信じてほしい」と涙ながらに謝った。東郷は「俺こそ悪かった。信じるって言ったのに疑って。だからもう疑わない。お前が違うって言うなら、俺は信じる。俺たちは夫婦だろ?」と綾華を抱きよせた。そしてキスをして、「やっと上書きできた」とほほ笑んだ。
綾華と東郷の甘いひととき。だが、突如その時間が失われてしまう。
神山が綾華たちの自宅にやって来て、東郷を挑発。しかし、神山に何か事情があるはずだと思った綾華は、「私は神山くんを信じてるから」と聞き出そうとした。
その言葉を聞いた東郷は凍り付いたような表情を見せ、「信じるってお前…寝るよりないな」と家を出て行ってしまった。
東郷が発する「信じる」は、綾華に真っすぐに向けられていたものだった。その重みが切ない。
視聴者からは「ジェットコースターのような展開でヤバかった」「キュンキュンと修羅場がごっちゃになりすぎてて感情忙しい」などの感想が上がり、東郷の母・静(松嶋)が裏で糸を引き、実家の事情があるとはいえ神山に「やりすぎ」といった声で「神山くん」もトレンド入りする反響を呼んだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
ジェイ・ストーム
発売日: 2023/05/31