アニメ「Opus.COLORs(オーパスカラーズ)」(毎週木曜深夜0:00よりTOKYO MX、BSイレブンにて放送、DMM TVにて独占配信)の第9話が6月1日に放送され、由羅大樹(CV:岡本信彦)と拓海(CV:島崎信長)の兄弟愛が描かれた。それぞれに思い合うようすが感動を呼び、Twitterでも「お兄ちゃんの優しさと 弟の強さだね…」「由羅兄弟推せる」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
「Opus.COLORs(オーパスカラーズ)」とは
同アニメは企画・原案のひなた凛他、人気アニメ「スタミュ」のスタッフが再結集して制作したオリジナルアニメ。アーティストとグレーダーと呼ばれるプロデューサーが2人1組で取り組む新しいデジタルアート“パーセプションアート”に青春をかける少年たちが描かれる。声の出演は内田雄馬、逢坂良太、古川慎のほか、花江夏樹、豊永利行、梅原裕一郎、島崎信長、八代拓、中島ヨシキ、鈴木崚汰ら。また、オープニングテーマは浦島坂田船が務める。
和哉はスクリブルの犯人を解明するために拓海に協力を仰ぐが…
月見里和哉は両親のお墓参りで先客だった多岐瀬響に出会う。和哉の母の誕生日はみんなで集まってパーティをしていたことを響は覚えていたのだった。昔の思い出を語り、いつになく優しい響にホッと安心させられる。
時は7月になり、謎のスクリブルアーティスト探しのリミットである「支持空間のアップデートの日」まで1カ月を切ったが、めぼしい犯人候補はおらず、捜索は頭打ちとなる。そこで和哉らは、美術界の重鎮である由羅家の情報網を頼るため、由羅拓海に協力を仰ぐことに。拓海が兄・大樹に和哉両親たちのことを調べると話すと大樹はなぜか動揺。そして、大樹は突然、和哉に捜査を打ち切るように告げる。物静かでぶっきらぼうな拓海の声を島崎が担当し、クールな魅力を表現。大樹の声は岡本が担当し、明るく親しみやすい人柄を滲ませて、対照的な兄弟であるところが面白い。
和哉は、スクリブルに自分しか知らない両親のパーセプションアートの狼がなぜ見えたのか知りたいと考え、操作を続行することを決意する。前回の和哉の両親の事故とパーセプションアートが蘇って、切ない気持ちにさせられる。
和哉たちは拓海に誘われて驚くほど豪邸の由羅家を訪れ、通りかかった響も成り行きで入っていく。和哉と純、道臣は拓海に先導されて由羅家の書庫へとやってくる。拓海は大樹が何か隠していると言って棚を見て、あるべき物が無くなっていることに気づく。
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