7月7日(金)に公開される「1秒先の彼」は岡田将生と清原果耶のW主演。公開に先駆けて、本編映像と新場面写真が解禁された。本作は京都を舞台に、何をするにも人より1秒早い“ハジメ”(岡田)と1秒遅い“レイカ”(清原)の消えた1日を巡る物語を描く。
脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、2月22日に他界した笑福亭笑瓶も、本人役でハジメが聴いているラジオ番組のDJと写真店店主の一人二役として出演している。
正反対で個性豊かなキャラクターを演じる2人
人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカのまったく違うふたりのこれまでの生い立ちが明かされる本編映像が解禁された。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ早く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。
一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラ。父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのはどうも苦手。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生でスーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている。キャラクターが正反対で、一見交わることがないように見えるハジメとレイカが、今後どのように関わっていくことになるのか想像が楽しいキャラ設定になっている。
大人びた役を演じることが多い清原はツインテールに挑戦
また本作の未解禁写真も公開された。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ「天然コケッコー」の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得した「怪物」で、メインキャラクターのひとりを演じた柊木。岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原の、ツインテールが愛らしい貴重な制服姿を切り取った写真もなど、どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が映し出されている。
【コピーライト表記】(C)2023「1秒先の彼」製作委員会
【公開表記】7月7日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
【公式サイト】https://bitters.co.jp/ichi-kare/#