中谷美紀主演ドラマ「片想い」に桐谷健太、国仲涼子ら追加キャスト決定!
今秋、WOWOWプライムにて放送される「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」の追加キャストが発表され、桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介らが出演することが明らかになった。
本作は、東野圭吾原作のヒューマンミステリー作品であり、中谷美紀が性同一性障害の主人公・日浦美月を演じる。
今回発表された4人が演じるキャラクターと中谷演じる美月は、学生時代のアメフト部のチームメートだ。桐谷が演じるのは、現在スポーツライターとして活躍し、本作をリードする西脇哲朗。
国仲はその哲朗の妻で現在はフリーカメラマンの西脇理沙子役、アメフト部では美月と共にマネジャーを務めていた。大谷は感情に左右されない冷静な新聞記者・早田幸弘役、鈴木は美月のかつての恋人・中尾功輔を演じる。
桐谷健太コメント
(哲朗は)アメフトのクォーターバックをやっていて、男付き合いは楽しくやれる人だと思います。正義感も強くて、頭で考えて動くと言うよりも体が先に動くタイプ。
物事を分析して動くよりも、匂いや温度を直感的に出して演じるようにしています。体育会系で、女性に対しては上手に接することができない不器用なタイプだとも思います。
見どころは、大学時代のアメフト部仲間との友情物語でもあるし、そこからミステリーになり、仲間をとるのか、自分の思いをとるのか、そこは見ていて楽しいと思います。僕もまだ結末を知らない状況で撮影しているので、見ている方も一緒に楽しめると思います。
国仲涼子コメント
最近「性同一性障害」が身近になっていると思っていて、すごくいい題材だなと思いました。ミステリーだけでなく、それぞれの登場人物の「心と心のぶつかり合い」がリアルで、性別は関係なく、人を思うことをすごく感じました。
理沙子はマイペースでキツい印象の役だと思います。ズバッとモノを言う女性なんですけど、一番大事なのは困った人を助けたい、と言う素直なところから、自分の強い我が出てきてしまっているので、素直にその時に思ったことを口に出す女性で、自分の信念を曲げない女性です。私から見たら憧れもあります。
大谷亮平コメント
ずっとスポーツをやっていたので、共感できる部分があります。桐谷さん演じる哲朗とのシーンを通して、芝居をしながら昔から抱えていた嫉妬や憧れの気持ちが増してきていると感じています。
早田は鋭い考えや、独特な勘が働く男です。その部分が秀でているが故に、輪に混じってみんなでワイワイ楽しく、と言うよりはちょっと引いたところから全体を見て行動に移します。すごく自信家でなかなか格好いいやつだと思います。
鈴木浩介コメント
中尾が置かれている状況や生い立ちが特殊だからか、自分のことより周りの人のことを思う癖があるのかなと思います。自分のことは置いておいて、身近にいる大切な人のことをどう思うかを考えてしまう性格。
僕からしたら、もっと自分のことを主体で考えていいんじゃないの、という気持ちになります。ただ、彼に関してはそう思えない不器用さと切なさがありますね。その生い立ちや状況は物語の中で非常に重要なポイントなので、丁寧に考えて演じていかなければと思っています。