奈緒が主演を務める木曜劇場「あなたがしてくれなくても」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第10話が6月15日に放送された。岐路に立った2組の夫婦。それぞれが歩み出そうとしているなかで、ままならない展開も描かれ、Twitterの世界トレンド1位になる反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
2組の夫婦が直面した“離婚”
同ドラマは、2017年から漫画雑誌「漫画アクション」にて連載をスタートし、2018年には電子書籍「めちゃコミック」の年間ランキング1位を獲得したハルノ晴の同名コミックが原作。セックスレスをテーマに、問題を抱える2組の夫婦が出会うことで崩れていく夫婦関係や複雑にもつれていく関係を描く禁断の恋愛ドラマとなる。
主人公で建設会社の営業課で働く32歳の吉野みちを奈緒、その夫でカフェの雇われ店長をしている陽一を永山瑛太、みちの会社の上司・新名誠を岩田剛典、その妻でファッション誌の副編集長に就任したばかりの楓を田中みな実が演じる。
奈緒と新名がそれぞれのパートナーに告げた「離婚」。第10話は、そこから進んでいこうとする様子が描かれた。
みちの申し出を受け入れられない陽一
離婚にすぐに応じた楓に対し、陽一は受け入れなかった。
「ただ、俺の隣にいてほしい」と言う陽一に、「陽ちゃんは私のことが好きなんじゃないよ。自分のことが好きなんだよ」と自分が感じてきたことを明かしたみち。そして、あらためて電話で「陽ちゃんが納得するまで待つから。1年後でも10年後でも」と伝えた。
しかし、その後、陽一は新名と対峙したときに言われた「彼女の気持ちは考えないんですか」が引っかかり、みちが言ってほしかった言葉を言えない自分に気づいて、離婚に同意した。