俳優の黒木瞳が6月17日、都内で行われた映画「魔女の香水」(6月16日より上映中)の公開記念舞台あいさつに出席。魔女を演じた感想を口にした。舞台あいさつには、桜井日奈子、平岡祐太、水沢エレナ、シンガーソングライターの川崎鷹也、宮武由衣監督、制作統括の菅原智美氏も登壇した。司会は、フリーアナウンサーの笠井信輔が務めた。
セットには100万円以上する香水も
同作品は、魔女と呼ばれる白石弥生(黒木)が、夢に挫折して将来への希望を失った若い女性を香りと言葉で勇気づけ、未来を切り開いていく姿が描かれている。魔女のモチーフになった女性は、実施に渋谷で香水屋を経営していたため、セットに使用された香水は全てその女性の私物とのこと。
そんな中で演じた黒木は「本当に香水屋の店主になった気持ちになりました」と笑顔を見せた。中には、100万円以上する香水もあったそうだが「触れなかったです…」と肩を落とした。
海外旅行を熱望
また、同作品の内容にちなみ、魔女になれたら使ってみたい魔法についてトークを展開。黒木は「ここ数年海外に行けなかったので、開けたらパリ、南アフリカ、オーストラリア、南極というどこでもドアみたいな魔法。そしてアルゼンチンからメキシコ、ハワイに行って帰ってこようかなと思います!」と熱く語った。
これに水沢は「黒木さんと同じです。国内外問わず、パッと行けたらどれだけ充実した日々になるんだろうって思います。10分だけハワイもできるので、いいなって思いますね」と共感していた。
◆取材・文=大野代樹