宮沢りえ主演映画「月」公開決定 障がい者殺傷事件をモチーフに描く問題作
宮沢りえ主演、石井裕也が脚本・監督を務める映画「月」が、10月13日(金)に公開されることが決定し、共演者、場面写真が解禁された。同作は、辺見庸の小説「月」が原作であり、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフに、社会的背景と人間存在の深部に切り込んでいく作品。
オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみら豪華キャスト陣
本作を映画化したのは、コロナ禍を生きる親子を描いた「茜色に焼かれる」(2021年)、新作「愛にイナズマ」など、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける石井監督。
10代の頃から辺見の作品に魅せられてきたという彼は、原作を独自に再構成し、渾身(こんしん)のパワーと生々しい血肉の通った破格の表現としてスクリーンに叩きつける。石井監督は、「撮らなければならない映画だと覚悟を決めた」と、このテーマに目を背けてはならないという信念を持ちながら制作を行った。
キャスト陣には、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみをはじめ、高畑淳子、長井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸、板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子といった第一線で活躍する俳優陣が監督の元に集結した。
下に続きます
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています