声優の仕事を通して誠が浦井を「天才」だと確信した理由
――収録の合間にお二人で何かお話しすることはありますか?
浦井:あの静かなブースに入ったら喋ったらあかんのかなって気分になって、勝手に緊張して…。
誠:各々「ハッハッハッハッ」「フッフッフッフッ」と自主練している感じです(笑)。
――「いきものさん」で共演する中で、互いにどんな印象を持ちましたか。
浦井:本当に器用ですよね。ニュアンスで指示されても、しっかり演技で反映するので天才だなと思いました。(照れながら)お笑いの天才。
誠:(照れながら)ありがとうございます。私も浦井さんは天才だなと思いました。前々から薄々天才なのでは? と思っていたのですが、それが確信に変わりました。
浦井:(うれしそうに)何で確信に変わるの。
誠:犬はこんな感じなんだろうなと想像していたのを優に超えていったというか。犬を演じるのは難しいはずなのですが、犬だったことがあるのかなと思うぐらい上手く表現されていて。「そこまでできるんだ!」と思ったので、周りにも「浦井さんは天才なんじゃないか」と言っていこうと思います。
――浦井さんは犬を演じるにあたり、犬の息遣いなどを研究されたのでしょうか。
浦井:研究はしていませんが、なんとなくこんな感じだろうなとイメージして…。
誠:(小声で)全部イメージです。天才ですよ。
――「いきものさん」は、見た人が癒されるような作品だと思うのですが、お2人が癒されるときや幸せを感じるときはどんな時でしょうか。
浦井:最近引っ越したんですけど、生まれて初めてソファーを買いまして。帰ってきてソファーで横になったときかな。2人掛けぐらいの普通の大きさなんですが、ソファーを所有したことがなかったのでうれしいです。
――誠さんはいかがですか。
誠:好きな天気の時に外を歩いている時が幸せです。自分が好きなベストの天気になることってあまり無いじゃないですか。「晴れ」にも色々な「晴れ」があるので…。
浦井:ベストな天気はどんな天気?
誠:雲が一つもなくて、ちょっと風が吹いていて、少し汗をかくかなというくらいの気候です。季節によって好きな天候があるんですけど、夏前あたりの風の匂いとかも好きです。音楽を聴きながら理由もなく歩いている時が好きです。